今回は、冷凍庫のアイスだけが柔らかい原因と対策についておまとめしてみました!
結論からお伝えすると、冷凍庫のアイスだけが柔らかいのは、アイスが他の食品よりも溶けやすい食べ物だからです。
なので、何らかの理由で冷凍庫の温度が上がった時、他の食材や氷が溶けていなくてもアイスだけが柔らかくなってしまうという現象が起こってしまうのです!はい、スッキリ♪
大切なのは冷凍庫内の温度を上げてしまう原因を知り、諸悪の根源であるその原因をすべて断ち切ることにあるのですヽ(`Д´)ノ≡3
そうすれば、楽しみにしていたアイスがビミョーに柔らかいという腹立たしい事態を回避することができます。
ということで、その原因を本文で詳しくお伝えしていきます。
ついでに、アイスが柔らかくなってしまう場合の対処法についても書いておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
冷凍庫でアイスだけが柔らかい原因をざっくりおまとめ!
それでは早速、冷凍庫でアイスだけが柔らかくなる原因についてみていきましょう。
アイスは溶けやすい
まずはこれ。冒頭でもお伝えした通りアイスというものはもともと溶けやすいのです。
ご存じの通り、そもそもアイスは原料の牛乳やたまご・砂糖などを混ぜ合わせた液体です。そこに絶妙に空気を含ませながら凍らせることで、はじめてあのふわっとした食感になります。
つまり、中は割とスカスカなのです。
なので、外からの熱の影響も受けやすく、氷や他の食材はびくともしないのにアイスだけが柔らかいという謎の現象が起こってくるんですぇ。
冷凍庫の温度が高い
あまり知られていませんが、アイスの保存に適した温度は-18℃なんです。
もし何らかの理由で冷凍庫の温度がそこを上回ってしまうと、アイスはどんどん柔らかくなっていきます。
で、何らかの理由なんですが、これには以下のようなものが考えられます!
ドア開け閉めし過ぎ
これが多分一番多い原因なんじゃないでしょうか。
冷凍庫って思っている以上に開け閉めする機会が多いんですよね。特に夏場なんて氷を出したりするのに頻繁に開け閉めしている人は多いことでしょう。
その内何人が開けたらすぐ閉めるを実践しているでしょうか。恥ずかしながら、わたしはまったく実践できていません。なんなら、ドアを開けたまま他のことをしてしまうタイプです。
言うまでもなく開いたままのドアからは冷気がどんどん逃げていき、冷凍庫内の温度は急上昇。
アイスからしたら「何しとんねん!」って話ですね、まったく。
あ、閉めたつもりで閉まってなかったというケースもありますね。
ドアポケットに入れている
冷凍庫のドアポケットは冷凍庫の中で最も温度が上がりやすい場所です。何と言っても、ドアを開けたら思いっきりむき出しになりますからね。
そんなこんなで冷凍庫のドアポケットを-18℃をキープするのはなかなか至難の技。そこにアイスを突っ込んでいようものなら柔らかくなるのは当たり前です。
いくら棒付きアイスがドアポケットに入れやすい形状をしているからと言って、ドアポケットにアイスを入れておくのはご法度です!
食材がパンパン過ぎる
冷凍庫の奥の方には冷気が出てくるところがありますが、食材をあまりにもパンパンに入れているとそこが塞がってしまいます。
そうすると、当然冷凍庫内の温度は上がり、やはりアイスから順に溶けていくという事態になります。
温度の高いものを入れた
例えば、まだ温度が下がりきっていないラップご飯を冷凍庫に入れるような場合がこのケースにあたります。
庫内が広ければダメージはそれほどないでしょうけど、ご飯のすぐそばにアイスがあったりしたらそのダメージは甚大です。
いやいや、そんなバカなことはしないでしょう!と思ったかもしれませんが、何をかくそうわたしはこれも経験済みです。っていうかこの原因すべてをクリアしています(恥ずかし)!
冷凍庫のアイスだけ溶ける場合の対処法を解説!
原因がわかったところで、次は対処法についてまとめてみました。
と言っても、先程お伝えした冷凍庫の温度が高くなる原因をひとつずつ潰していくだけなので、特に裏技的な対処法ではありませんが。
温度設定を最強にする
意外と盲点になるのが、冷凍庫の温度設定。冬~春にかけて設定を弱にしていて、そのままの状態で真夏に突入すると温度が下がりきらないケースもあります。
とりあえず、気温が高い時期は温度設定を最強にしておきましょう!
冷凍庫を整理する
冷凍庫内がすでにパンパンになっている場合は、とりあえず冷気の出口を塞がない程度に整理整頓しましょう。
いつ保存したかわからない食材は思い切って処分です。とにかく冷気がでてくるところの前を開けておくようにするのがポイントです。
最近はもうあまり見かけなくなりましたが、冷凍庫内の壁に霜がついて固まっているようならそれもちゃんと掃除しておきましょう。これも温度が下がらない原因になります。
ドアポケットに入れない
温度設定も最強にして、整理&お掃除ができたら準備は完了。後は温度の下がりにくい奥の方にアイスを保存すればOKです。
繰り返しになりますが、冷凍庫のドアポケットは温度が最も上がりやすい場所なので、間違ってもアイスを突っ込んではいけません。
開けたらすぐ閉める
説明不要。ドアを開けたらできるだけ短時間で閉めましょう。心がけ次第です!
はい、ざっくりですが大体こんな感じでしょうか。書いておいてなんですが、当たり前のことばっかりですね…。どれも簡単なことばかりですので、ぜひ取り入れてみてください。
あ、そうそう。
柔らかくなってしまったアイスなんですが、そうなってしまったらもう食べてしまいましょう。それが現状一番おいしく食べられる選択です。
一度柔らかくなってしまったアイスを再度凍らせると、味や食感が極端に悪くなります。もちろんこれも経験済みです。
特にバニラ系はひどいですね。氷の結晶がガリガリして、場所によっては分離しているよなところもありました。まぁー食えたもんじゃーないですよ(´Д`。)
まとめ
以上、冷凍庫のアイスだけが柔らかい原因と対処法についてお届けしました。
冷凍庫のアイスだけ柔らかくなるのは、アイスが他の食品よりも溶けやすい性質を持っているからでした。
アイスの保存温度の目安は-18℃。
このラインをキープするためには、冷凍庫内の温度をできるだけ上昇させないように心がけるのがポイントです。
これらのことを実践すれば、とりあえずは安心でしょう^^
もし、アイスだけじゃなく他の食品も柔らかくなるようなことがあれば、それは冷蔵庫そのものに原因があるかも知れません。
このあたりについてはこちらの記事で詳しくまとめているので、良ければ参考にしてみてくださいね!
それでは、素晴らしきアイスライフを(*・∀-)☆