3月といえばひな祭り。ひな祭りのメインといえば豪華なちらし寿司です。
ところで、ちらし寿司系の料理ってつい作り過ぎていましますよね。分量の加減が難しいんです。大体の場合余らせてしまって、どうしようか迷っていまうのがいつものパターンです。
そんな時に考えるのが、翌日のお弁当に使えないのか?という素朴な疑問です。
結論からお伝えすると、保存さえちゃんとしていればちらし寿司を翌日のお弁当に使うことは全然問題ありません。
傷みさえしなければ、しっかり味のついたご飯はお弁当に最適。いつもとひと味違ったお弁当を楽しむことができます♪
本文ではちらし寿司を翌日まで保存するためのポイントやちらし寿司弁当にあうおかずなどを紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね(*・∀-)☆
ちらし寿司を翌日のお弁当に!保存する時の注意点をおまとめ!
それでは早速、ちらし寿司よ翌日のお弁当用に保存する際の注意点をみていきましょう♪
痛みそうな食材を取り除く
あえて書くまでもないですが、ちらし寿司にはお酢が入っているので普通の状態よりも傷みにくくなっています。
ただし、それは酢飯の話であって、具材まで傷みにくいかというとそんなことはありません。
刺し身などの生ものはもちろんのこと、錦糸卵や水分の多いきゅうりなどは短時間でも傷んでしまう危険性があります。
なので、第一に気をつけていただきたいのは…
というものです。とにかくこれが最優先だと思ってください!
生ものから出た水分がついている部分も取り除いておきましょう。危なっかしいところは全て取り除くことが大切です。
もし、あらがじめ翌日のお弁当に余ったちらし寿司を入れようと考えているなら、その分の酢飯だけは混ぜる前にのけておくことをおすすめします。混ざってしまってからでは取り除くのが大変ですからね。
もうすでに混ぜてしまっているという場合は、気合で取り除いてください。「安全第一」です。
また、一度口をつけたお箸で触れた部分も傷みやすいので、翌日に残しておく部分は必ず手つかずの部分を選ぶようにしましょう!
酢飯の乾燥を防いで適した場所へ
傷みそうな食材が取り除けたら、次は酢飯の乾燥を防ぎましょう。
適当な容器に移したちらし寿司の上に濡らして絞ったキッチンペーパーをのせ、その上からラップをかけます。さらに容器のフタをすれば完璧です。
濡れ布巾をかぶせておくやり方もありませすが、濡れ布巾そのものに雑菌がついている可能性もあるので、個人的にはあまりおすすめできません。
ここまでできたら、後は冷蔵庫の野菜室にいれて翌日まで保存しておきましょう。
野菜室は他の部屋よりも温度が高いので、ちらし寿司が固くなるのを最低限に抑えることができます。
一般的には寒い季節なら常温保存でも大丈夫と言われていますが、室温は各家庭によってバラバラなので、一概に常温で大丈夫とは言い切れません。
特にひな祭りのある3月はまだ肌寒い日も多く、まだ暖房をつけているケースも多いでしょう。なので、何月かで保存方法を決めるというよりは、室温で判断する方が安全だと思うのです。
暖房をまったくつけないという場合は、おそらく常温でも問題ないとは思いますが、安全を優先するなら3月でも冷蔵庫の野菜室の方が安全です。
ちらし寿司弁当に合うおかずは?簡単アレンジも紹介!
ここからはちらし寿司弁当に合うおかずについて補足しておきますね!
ちらし寿司弁当だからといって、何も特別なおかずを合わせる必要はありません。食べる人が好きなおかずから選んであげればそれでOKです。
強いていえば、酢飯がさっぱりしているのでおかずは少し油っ気のあるおかずの方が喜ばれるかもしれませんね。
よく味の濃いものをと紹介されていますが、わたしは濃い味よりも油っけの方が重要だと思っています。
だって、味の濃いおかずは味のないご飯(ほんとはありますが)があるからこそ活きるのであって、味の濃い酢飯に味の濃いおかずを合わせてもぶつかっちゃうと思うんですよ。
なので、味の濃さよりも油っけ。こういうことになるわけです。
おかずとしてはめちゃくちゃ普通なんですが、だし風味の唐揚げとか、白身魚のフライなんかすごく合うと思います。
それだけでは栄養に偏りがでてくるので、ほうれん草のおかか和えなどの葉野菜系の副菜を添えるとバランスが取れるでしょう。
また、酢飯が思った以上に乾燥してしまった場合には、酢飯を炒めてチャーハンやオムライスにアレンジするのがおすすめです!
酢飯なんか炒めたら酸っぱそうだと思うかもしれませんが、火を通せば全然そんなことはありません。酢の香りは残りますが、他の調味料と混ざりあってとても良い塩梅になります♪
具材もおうちにあるもので全然OKです。ハム・ソーセージと玉ねぎとか。
ご飯がメイン級にレベルアップしたので、おかずは少し弱めのものを合わせると良いでしょう。
いろいろ書きましたが、最初に書いたとおり基本的には食べる人の好みに合わせれば問題ありませんよ!ご飯が酢飯というだけで、すでに特別なお弁当ですから♪
まとめ。
今回は、ちらし寿司を翌日のお弁当に使うための保存方法と合わせるおかずの考え方についてお届けしました。
繰り返しになりますが、保存方法だけはしっかり守ってくださいね!
生ものを使っているちらし寿司のことも考慮してかなり厳し目に書いていますが、とにかくこの手の料理の保存は食中毒を防ぐことが一番大切です。
なんとなくで保存したちらし寿司は絶対にお弁当に使ってはいけません。翌日とはいえ、傷んでいる危険性は十分あります!
せっかく作ったちらし寿司です。正しい方法で保存して、翌日のお弁当を豪華にしちゃいましょうヽ(*´∀`)ノ