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銀杏は何個まで大丈夫?食べ過ぎラインと中毒症状について!

今あなたがこの記事を読んでいるということは、すでに” 銀杏は食べ過ぎると危険 ”という情報をなんとなく知ってしまっているのではないでしょうか。

そうなんです、茶碗蒸しにもちょこんと入っているいるあのかわいらしい銀杏には、わたしたちの体にとってちょっとばかしややこしい物質が含まれています。

その物質がふわっと悪さをして、嘔吐や痙攣という中毒症状を引き起こしてしまうのです。

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そこで今回は、「銀杏の食べ過ぎラインと中毒症状」について、わかりやすくおまとめしてみました!

今年の秋は銀杏を食べまくろうと考えている人は、必見の内容ですよ~(*・∀-)☆

銀杏はいくつまでなら大丈夫なの?

さっそく銀杏の食べ過ぎラインについて調べてみたところ、そこには驚くべき答えがありました。

  • 大人 … 40個~300個
  • 子供 … 7個~150個
  • 幅広っΣ(っ゚Д゚;)っ

    えぇ、この幅の広さにはわたしも一瞬目を疑いました。もしかして間違ってるんじゃないのか?とも思いましたが、じっくり説明を読んでいくと納得することができました。

    簡単にまとめると、その人の体調や体内にある栄養素、または持病の有無などによって、中毒になってしまうラインが大幅に変動するようなのです。

    中毒なりにくい状態の人は100個食べてもなりませんし、なりやすい状態の人は数十個食べただけでも中毒なってしまう危険性があるということです。

    しかし…、これでは記事がまとまりません(´Д`。)

    そこでわたしの提案なのですが、食べ過ぎラインの半分を「安全ライン」ということにしてみてはいかがでしょうか?

    大人で考えてみると、危険ラインは40個なので、一日に食べて良いのは20個までとするのです。まぁ、20個くらいなら大丈夫でしょう(健康体であれば)。

    銀杏串(一串5個)を5本食べたくらいで中毒になっていたら、それはもう食材として不適切ですからね。

    ということで、勝手ながら大人は一日に20個までというのを当ブログの見解といたします(´・∀・)ノ゚

    さて、ここまでは大人についてだけ書いてきましたが、実はもっと気をつけてほしいのが子供の銀杏中毒です。

    先程お伝えした危険ラインによると、子供は7個~100個とありましたが、正直あの数値を参考にするのはちょっとこわい部分があると思います。

    理由は、一口に子供と言っても何歳なのかもわかりませんし、子供は体の発達にかなり違いがあるからです。100個食べた子もいるんだから10個くらい大丈夫だろうと安易に考えるのは危険だと思いませんか?

    現に銀杏中毒になった例を見てみると、圧倒的に子供の銀杏中毒の方が多いそうです。つまり、子供に銀杏を食べさせる時は細心の注意を払う必要があるのです。

    これらのこと考慮して、健康な子供(5歳以上)が一日に食べて良いのは5個くらいまでにしておくほうが良いのではないかと、わたしは強く思います。

    それより下の年齢の子供には、その子の歳の数までという制限を設けておくのがよろしいかと。まぁ、これは昔から言われていることですね。

    だだし、1歳未満の子供には絶対に食べさせないでください

    参考にした文献の中には3歳まではおすすめできないという情報もあったくらいですのでヾ( ̄0 ̄; )ノ

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    銀杏中毒の原因・症状・対処法まとめ!

    ここからは銀杏中毒そのものについてお伝えしていきましょう。銀杏の何がどうのように危険なのかを理解しておくのも大切です。

    銀杏には「4’-メトキシピリドキシン」という物質が含まれているのですが、これはわたしたちの体にとって必要なビタミンB6と非常によく似た構造を持っています。

    ビタミンB6は神経伝達物質を作る手助けをしたり、脳の興奮を抑えたりする働きがあるのですが、「4’-メトキシピリドキシン」とビタミンB6が似ているため、体は「4’-メトキシピリドキシン」をビタミンB6と間違えて取り込んでしまうのです。

    言ってみれば、よく似ているパズルのピースをはめ込んでしまった状態。形は似ていますが、図柄は違うので本来のピースの役割を果たすことはできないのです。

    こうなると、体内にはビタミンB6があるのに使えないことになってしまうので、結果的にはビタミンB6が欠乏した状態になります。

    この状態がひどくなると、脳がどんどん興奮してしまい、最終的には痙攣を引き起こすことにつながります。ちなみに痙攣の他には頭痛や嘔吐き気、めまいなどの症状も確認されています。

    これが、いわゆる銀杏中毒になった状態です。おそろしい。

    もう少し詳しくお伝えしましょう(`・ω・´)ノ

    銀杏の中毒症状が現れるのは、食べてから1時間~12時間の間だと言われています。そして、24時間~90時間の間で回復していくことが多いようです。

    それから、「4’-メトキシピリドキシン」は火を通してもなくなったりはしません。よく焼いたから大丈夫!的なことにはなりませんのでご注意ください!

    最後に、銀杏中毒になってしまった場合の対処法について。

    銀杏を食べてどうも調子がおかしいと思ったら、すぐに病院に行ってください。自分でなんとなかせずに、病院に行くのがベストな対処法と言えます。

    悪いものを食べた場合、口に指をつっこんで吐き戻そうとする人がいますが、銀杏中毒の場合はそれをしてはいけません。

    理由は、その行為が痙攣を引き起こすきっかけになるかもしれないからです。

    さらに、一度症状がおさまっても時間がたつとまたぶり返してくることもありますので、自己判断せずにちゃんとお医者さんに診てもらいましょう。

    特に子供の様子がおかしいときは、迷わず病院に連れて行ってください。何かあってからでは遅いですので(´・∀・)ノ゚

    まとめ。

    おつかれさまでした。これで銀杏中毒についてはかなり詳しくなれたのではないかと思います。

    ちょっと長くなってしまったので、要点だけをまとめておきましょう!

  • 銀杏の安全ラインは、大人で10個、子供は5個まで
  • 5歳以下は歳の数まで、1歳未満の子供には食べさない
  • 安全ラインの個数は食べる人が健康な状態であることが前提
  • 銀杏の有毒成分は「4’-メトキシピリドキシン」
  • この成分は火を通してもなくなったりしない
  • ビタミンB6と間違われて体に吸収される
  • その結果ビタミンB6が欠乏した状態になる
  • 代表的な中毒症状は、痙攣・頭痛・吐き気・めまいなど
  • 中毒症状が出ても無理やり吐き戻したりしない
  • 吐き戻す行為は痙攣を誘発する危険性がある
  • 銀杏を食べておかしいと感じたら自己判断せずに病院へ
  • はい、こんな感じでしょうか。けっこうたくさんありますねε-(´∀`*)

    こういうのだけ並べてみると、なんだか銀杏がこわくなってしまいそうですが、食べ過ぎなければおいしい秋の味覚に違いありません。

    食べ過ぎだけには注意して、今年もホクホクのおいしさを味わってくださいヽ(*´∀`)ノ

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