揚げ物油の再利用するには、オイルポットを使って保存するのが一般的です。しかし、一口にオイルポットと言ってもかなりの種類があり、値段もピンキリなのでどれを選んで良いか迷ってしまいます。
ということで今回は、「オイルポットの選び方」ついておまとめしてみました。
人によって重視するところは違うとは思いますが、長く使っていくのであれば押さえておきたいポイントがあります。適当にオイルポットを買ってしまう前に、あなたなりの基準を確認してみてください。
オイルポットを選ぶ時の3つのポイント
油を再利用するのであれば、オイルポットも出来るだけ清潔に保っておきたいものです。そのためには、いかに液だれを防止するかがポイントとなります。垂れた油でベトベトになったところを想像するだけでもゲンナリしますね。
オイルポットを選ぶ時に見ていただきたいのは、注ぎ口が二重構造になっているかどうか。この手のオイルポットは、上の注ぎ口からたれた油が、下の口から戻っていく仕組みになっています。単純な仕組みですが、液だれを防ぐには実に効果的です。
安価なオイルポットにはついていないことが多いですので、本体とは別に受皿を用意する必要があります。
一度使った油は時間と共にどんどん劣化していきます。それをさらに加速されるのが揚げカスです。なので、油を再利用するためには、保存する前にしっかり揚げカスを取り除く必要があります。
ほとんどのオイルポットには濾過装置がついていますが、濾過精度については値段相応です。高級なものだと活性炭フィルターや濾過パウダーなどでしっかり濾過出来ますし、安価なものになると穴あきおたまみたいなのがあるだけなので、小さな揚げカスは素通りです。
なので、オイルポット単体でキレイに濾過したいのであれば、ある程度値段の張るオイルポットを選ぶことになります。ただ、フィルター(約10回使用可能)や濾過パウダー(毎回)は使い捨てですので、ランニングコストがデメリットとなります。これらを買い足す場合は、2,000円~3,000円くらいはかかると考えておきましょう。
時間がかかっても良いのであれば、コーヒーフィルターを使って濾過する方法もありますので、よければチェックしてみてださい。
オイルポットはどうしても汚れてくるので、定期的に洗わなければなりません。なので、お手入れのしやすさは重要なチェックポイントとなります。
素材的に見てみると、ステンレス、ホーロー、耐熱ガラスなどがありますが、やはりホーローや耐熱ガラスは汚れがつきにくいですのでおすすめです。ステンレス性を選ぶのであれば、テフロン加工されたものを選ぶと良いでしょう。
※ ホーロー製品は強い衝撃を与えるとかけてしまう場合がありますので注意が必要です。そういった意味では、ステンレスの方扱いやすいかもしれません。
また、注ぎ口が急須のように出ている製品は、その部分が洗いにくい可能性がありますので注意が必要です。見た目が可愛いだけで選んでしまうとお手入れが大変ですので、中まで洗えるかどうかを事前にチェックしておきましょう。
はい、以上の3つが特に重視していただきたい点となります。この3つを兼ね備えているオイルポットを選ぶのであれば、大体3,000円~4,000円くらいが相場となります。
濾し器がフィルターではなく、網タイプのものであればもう少し安くなる傾向があります。このタイプを選ぶ場合は、先程お伝えしたコーヒーフィルターを使った濾し方でカバーすると良いでしょう。
あとは、その中からあなたが良いなと思ったデザインのものを選べば完璧です。冷暗所にしまっておくことが多いので、それほど気にしなくも良いかとは思いますが。
わたしがオイルポットを選ぶならこれ!
せっかくですので、わたしが良いなと思ったオイルポットを2つご紹介しましょう!
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この記事でお伝えしたつのポイントを全てクリアしていて、さらに高価過ぎないオイルポットと言えばこちら。パーツがバラせますのでお手入れもしやすいのが嬉しいポイント。アイリスオーヤマの製品は何かと使い勝手が良いですので、わたしは結構信頼しています。デザインも無難で良い感じです。持ち手の色は黒の方が良いような気もしますが。
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もうひとつ。耐熱ガラスで選ぶならこちら。性能的(ろ過フィルター)には上の製品と同じ感じですが、中身が見えるので油の状態を一目で判断することが出来ます。ただ油は光を嫌いますので、保存場所には注意が必要そうですね。おしゃれではあります。
本当はホーロー製のオイルポットも選びたかったのですが、ホーロー製は二重構造になっていない製品が多かったので今回はやめておきました。ただ見た目的には圧倒的におしゃれですので、液だれよりも見た目が大切というのであればホーローのオイルポットはおすすめです。
まとめ。
以上、「オイルポットの選び方」についてお届けいたしました。
最後にチェックポイントを箇条書きでまとめておきますね。
この3点に加え、出来れば実際の商品に触れてから判断することをおすすめします。質感や持ちやすさなどは、実際に触れてみないとわかりませんからね。素敵なオイルポットを見つけてくださいヽ(*´∀`)ノ