今回は、人参を冷凍してふにゃふにゃになった時の対処法や、ふにゃふにゃになってしまう原因についてお伝えします^^
使いきれなかったり買いすぎた人参を冷凍保存すると、解凍した時にふにゃふにゃになることがしばしばあります。
「腐っちゃったのかな…」「まだ食べられるのかな」と不安になる人も多いのではないかと思います。
結論からお伝えすると、人参を冷凍してふにゃふにゃになったとしても、食べるのに問題はありません。
解凍した時に人参の水分が抜けてしまい、ふにゃふにゃになっているだけだからです^^
人参のハリをある程度復活させる方法で簡単なのは、しばらく水につけておくこと。特に難しい部分はありませんのでご安心ください。
ただし、長期間冷凍していた人参や解凍してから時間のたった人参については注意が必要です。
そこで記事後半では、
などについてもまとめてみました。
あなたもこの記事を参考にして冷凍人参を美味しく食べてくださいね(*・∀-)☆
人参が冷凍でふにゃふにゃになった場合の対処法
先程お伝えした通り、冷凍でふにゃふにゃになった人参を復活させるには、失った水分を取り戻してあげるだけでOK。
完全に冷凍する前の新鮮な人参に戻るというわけではありませんが、ある程度ハリのある状態まで復活させることは可能です!
手順は次の通りです(´・∀・)ノ゚
この水が直接人参に吸収されるので、浄水などキレイな水を使いましょう。
② 人参のヘタの部分を水に付ける
人参のヘタの方を下にして水の入った容器につけます。
スペースに余裕があれば、時々全体を濡らしてあげてください。その方がよりキレイに復活しますよ!
また、人参を入れてからはこまめに新鮮な水に入れ替えるのもポイントです。
③ 1~2日間程漬けておく
この状態で大体1日~2日置いておくと、人参は水分を吸ってハリを取り戻します!
はい、大体こんな感じですね!
多少時間はかかりますが、至ってシンプルです♪
もしそんなに待てないという場合は、ちょっと下の方までスクロールして、ふにゃふにゃ人参のままでも気にならない調理法のところを参考にしてみてくださいね!
食べてはいけない状態について
続いては、食べてはダメな状態についてみていきましょう!
一般的に冷凍した状態の人参は1カ月程度は持つと言われていますが、冷凍する前の人参の鮮度や冷凍方法によって保存状態は変わってきます。
もし解凍した時点で以下のような特徴があれば、傷んでいる可能性大なので諦めて処分するようにしてください。
お腹こわしたら意味ないですからね(´Д`。)
表面にぬめりがある
表面に拭いても洗っても取れないぬめりがある場合は腐敗のサイン。
また、ぬめりを通り越して部分的にドロっと溶けているような場合は腐敗がかなり進んでいるので、絶対に食べないようにしましょう。
異様なにおいがする
人参が腐っている時には、ハッキリと酸っぱい匂いがします。この臭いは独特なので、異臭を感じた場合も処分の対象です!
表面に変色やカビが発生している
全体的に黒く変色している場合は冷凍焼けを起こしている可能性があります。ふにゃふにゃの上にこのような状態では、もう人参としての美味しさはありません。
また、人参の一部からカビが生えているような場合も注意が必要です。
変色やカビのある部分だけをカットして残りの部分は食べるという人もいるようですが、カビは中にまで菌糸が入っている可能性があるので、わたしは処分するようにしています。
人参のふにゃふにゃ感をごまかす調理法
ここからは、ふにゃふにゃになった冷凍人参の食べ方についてお伝えします。
復活させる時間がない、そのまま今すぐ使いたいという方におすすめです!
ポイントは、食感のわかる大きさで調理しないこと。
例えば、大きめの乱切りなどにして煮物にするのはあまりおすすめできません。
とにかく、小さくしてふにゃふにゃ食感をわからなくしてあげることが大切です♪
炒め物・野菜スープ
細切りにして炒めることや、スープとして煮込むことでふにゃふにゃの食感をごまかすことができます。
小さくなることに加え、加熱することで違和感なく美味しく食べられることでしょう!
みじん切りにして炒飯やピラフに入れても良いですね(*´ε` *)
野菜ジュースやパウンドケーキ
もっと言えば、ミキサーにかけることでさらに美味しくいただくことが可能です。
ただし、野菜ジュースなど加熱せずに食べる場合は、解凍してから時間が経っていないものを使うようにしましょう。
ちょっとでも劣化していると判断できるものは、必ず火を通してから食べるようにしてください!
人参を冷凍するとまずい?ふにゃふにゃになる原因も!
どうして人参は冷凍するとふにゃふにゃになってまずくなってしまうのか。
どうしたら美味しく解凍できるのかについて見ていきましょう(´・∀・)ノ゚
ふにゃふにゃの原因は水分が抜けたこと
そもそも、人参などの根菜類(大根、ごぼうなど)は、冷凍すると食感が変わりやすい食品です。
食品は凍ると氷の結晶が発生します。この氷が人参の旨味と食感を形作る細胞壁などの組織を壊してしまいます。
当然この状態で解凍すると水分が流れ出ていくので、食感と旨味が抜け落ちてしまうことになります。
この他、冷蔵庫など乾燥した環境に長期間置いておくことで、中の水分がぬけてふにゃふにゃになってしまう場合があります。
どちらにせよ、人参らしい食感も旨味も少ないので、新鮮な人参に比べるとまずいと言える状態です。
解凍方法に問題がある場合も
人参のように水分の多い野菜を冷凍して美味しく食べるためには、いかに水分を外に出さないかが大切です。
そのためには、
ことが重要です。
自然解凍やレンジを使った急速解凍は、人参の中の水分と旨味が抜けやすくなってしまいます。
結果、ふにゃふにゃとした食感の悪い、まずい人参になってしまうのです。
なので、できれば冷凍した人参は、解凍せずそまま料理に使うのがおすすめです。冷凍状態のままなら水分が抜ないので食感を保つことができます。
ただ、油の多い調理法で炒める時は、水分による油ハネに注意してくださいね!
人参をまるごと保存する方法について
人参の冷凍にはデメリットもありますが、それ以上に大きなメリットがあります。
ここからは人参の正しい冷凍方法を見ていきましょう^^
人参をまるごと冷凍する方法
② へたと先っぽの部分をカットする
根拠はわかりませんでしたが、こうすることで長持ちするそうです!
③ フリーザーバッグに密閉し冷凍する
冷凍焼けが気になる場合は、ラップで包んでからフリーザーバッグに入れましょう!
とても簡単にできるまるごと冷凍ですが、解凍方法などをか考えると調理しにくいというデメリットがありますね。
どうしてもカットするのが面倒だという場合にお試しください!
個人的には少し時間がかかりますが、使いやすさを考えるとカットして保存するのをおすすめします。
どうせヘタと先っぽをカットするのであれば、ついでにカットしちゃいましょう^^
人参をカットして冷凍する方法
② 人参の水分をキッチンペーパーでふき取る
③ ジップロックに重ならないように並べ空気を抜き密閉する
④ 金属トレイなどにのせて冷凍する
金属のトレイに乗せると急速冷凍でき、人参の鮮度を保つことができます!
野菜を調理用にカットしておくことで、素早く冷凍でき、解凍する手間もないのでふにゃふにゃになる心配がありません。
まさに、一石二鳥ですね(●´艸`)
まとめ
以上、人参を冷凍してふにゃふにゃになった場合の対処法や原因についてお届けしました!
冷凍&解凍でふにゃふにゃになってしまった人参は、ぬめりや異臭がなければ普通に食べて問題ありません。
時間があればヘタの方を下にして、1日~2日ほど水につけておきましょう。これである程度は復活します^^
また、冷凍した人参がふにゃふにゃになってしまう原因は、解凍した時に中の水分が流れ出てしまうことにあります。
そうさせないためには、できるだけ人参をカットした状態で冷凍することをおすすめします!
参考になれば嬉しいです^^