「節分だ!」「ひな祭りだ!」とはりきって作り過ぎちゃうのが巻き寿司です。美味しいですし、作るのが楽しいですからね、ついつい大量生産してしまいがちです。
ただ、食べ切れずに残ってしまうのが巻き寿司あるある。今回はそんな時の保存方法について詳しくおまとめしてみました!
記事前半は冷凍保存について、後半ではご飯がパサパサになりにくい冷蔵保存についてお伝えしております。気になるところから読みはじめてくださいね(σ^▽^)σ
巻き寿司の冷凍保存について
まず、巻き寿司は冷凍保存出来るのかという点ですが、それは巻き寿司の種類によります。酢飯も海苔も冷凍できますが、中にはそもそも冷凍保存い向いていない食材があるからです。
巻き寿司に関係ありそうな食材をざっくり挙げてみると…
あたりが冷凍に不向きな食材と言えます。
マヨネーズは別なんですが、これらに共通して言えることは「水分が多い」ということ。水分の多い食材を冷凍すると、解凍した時に水分が流れ出てしまうので、味も食感もかなり悪くなってしまいます。
特に魚から出る水分は生臭さがありますので、それを酢飯が吸ってしまうともうお手上げ状態です。ちなみにマヨネーズは冷凍して解凍すると油分が分離してしまいます。
なので、サラダ巻きや海鮮たっぷりの恵方巻きなどは冷凍には不向きと判断することができます。逆に言えば、これらの食材を含まない普通の巻き寿司なら冷凍可能と言うことになりますね(多少味は落ちるでしょうけど)。
実際に冷凍する際は、一本ずつラップで巻いてから冷凍庫に入れるようにしましょう。臭い移りを防ぐためにジップ付きの袋にいれておくとより安心です。食べる時はレンジで2分~3分程度温めます。ワット数にもよりますが、この時点ではまだ中身が凍っているかも知れませんので、ラップをしたまま30分程度自然解凍すると良いでしょう。
ただ、冷凍できると言っても長期間の保存には向きません。徐々に味や品質が劣化していくのは避けられませんので。個人的な意見になりますが、長くても3日以内には食べてしまう方がよろしいかと。
実際、巻き寿司の冷凍保存は、翌日食べる分を前日に作って冷凍しておくみたいな考え方が適していると思います。例えば、運動会のお弁当用などですね。出来れば保存というよりもこっちの考え方をおすすめいたします(・ω・`〃)
冷蔵庫に入れて保存する時のポイント
巻き寿司を保存するならやはり冷蔵庫に入れるのが一番適しているように思います。冬場で室温がかなり低いのであれば一晩くらい常温でも大丈夫ですが、お刺し身など生ものを具材として使っている場合は冷蔵保存一択となります。
しかし、冷蔵庫に入れると酢飯がパッサパサになるので嫌だと言う方も多いでしょう。ご安心ください、巻き寿司の冷蔵保存にはちょっとしたコツがあるのです。
酢飯がパサパサになるのは、表面から水分が抜けて巻き寿司が乾燥してしまうのが大きな原因です。つまり、巻き寿司が乾燥しないようにしてあげれば良いわけです。
やり方は簡単、キッチンペーパーで巻いてからラップで包むだけ。ポイントはまとめて巻くのではなく、一本ずつ別々に巻くことです。この方がきっちり保湿することができます。
すでに巻き寿司を切ってしまっている場合は、ちょっとだけやり方が違います。まずは、食べかけのお寿司をタッパなどに詰めましょう。そして、その上からラップを巻きます。次に、濡らしたキッチンペーパーでタッパごと巻いて、さらにその上からもう一度ラップで巻きます。この「3重構造」が巻き寿司を乾燥から守ってくれます。
あともうひとつポイントがあって、冷蔵庫のどこに入れるのかも大切だったりします。おすすめは「野菜室」。野菜室は他の部分よりも元々温度が高く設定されています。温度が高いということは、空気中に含まれている水分も多いということなので、中に入れたものが乾燥しにくくなるという仕組みです。
ということで、乾燥対策をしっかりした巻き寿司を乾燥しにくい野菜室に入れるというのが、巻き寿司の美味しさを保つ冷蔵保存のやり方になります。冷蔵保存した巻き寿司は、翌日には食べ切るようにしましょう!
まとめ
おつかれさまでした!最後におさらいとして、今回の要点をまとめておきますね(´・∀・)ノ゚
【冷蔵保存について】
はい、これで巻き寿司の保存についてはばっちりかと思います。これからは安心して巻き寿司を作れますね♪くれぐれも作り過ぎにはご注意ください(*・∀-)☆