茶碗蒸しを作りたいんだけど、蒸し器がない…。何とかフライパンあたりで代用できないものかとお考えのあなた。大丈夫です、問題ありません。ある程度の深さがあれば、フライパンでもお鍋でも茶碗蒸しを作ることが出来ます。
ということで今回は、「茶碗蒸しをフライパンで蒸す方法」についてわかりやすくおまとめしてみました!
この方法を応用すればプリンも作れますので、ぜひこの機会にマスターしちゃってください(´・∀・)ノ゚
フライパンを使って蒸す方法を解説!
蒸し器とフライパンの違いは、ざっくり言うと蒸気だけで加熱するか、蒸気+お湯で加熱するかの違いです。フライパンを使う場合、直接お湯に浸けているので温度が上がりやすくなってしまいます。温度が上がり過ぎると「す」が立つ原因になりますので、火加減&蒸し時間には十分注意しましょう。
それでは、蒸し方について細かく見ていきます。今回は蒸し方に特化した内容ですので、レシピについては割愛させていただきますね。お好きなレシピでチャレンジしてみてください。
大体の流れを理解してもらうために、作り方動画をお借りしてきました(´・∀・)ノ゚
出典元:Tasty Japan
【蒸し方の手順】
② ラップやホイルで蓋をする
水蒸気の水が中に入らないようにしっかり蓋をします。ラップでもアルミホイルでもOKです。アルミホイルの場合は、輪ゴムで止めておくと外れないので安心です。
③ フライパンにクッキングシートを敷く
動画にはありませんでしたが、茶碗の割れ防止のためにクッキングシートを敷くと安心です。クッキングシートがなければキッチンペーパーで代用してもOKですよ。
④ フライパンに茶碗を並べる
フライパンの大きさもありますが、出来ればちょっとずつ離して並べるようにしましょう。あまりひっつけると火の通りが悪くなってしまいますので。
⑤ 茶碗の半分の高さあたりまで水を注ぐ
⑥ フタをして強火で加熱する
フライパンのフタをして強火で加熱します。沸騰直前で火を弱めますので、ここはあなたの目で見守ってください。もしフライパンのフタがない場合は、アルミホイルで即席のフタを作りましょう。ないよりはましです。わたしはこの方法でよく餃子を作っていました。
⑦ フタをずらして弱火にする
お湯が沸騰してしまうとダメですので、沸騰しそうなったらフライパンのフタをずらし弱火にします。茶碗蒸しを作る時は90℃あたりが狙い目ですので、沸騰直前の温度をキープすることがポイントです。
⑧ そのまま10分くらい蒸す
⑨ 火を止めて5分ほど予熱調理
⑩ 爪楊枝で仕上がりをチェック
卵液部分に爪楊枝をさして、卵液が出てこなければ完成です!もしこの時点で固まっていないならもう少し加熱して様子を見ましょう。それでもダメな場合は他の原因が考えられます。
いかがでしょう?ご覧いただいた通り蒸し方自体はそれほど難しいものでもありません。最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、何度か作っているうちにすぐ慣れてきますよ(*・∀-)☆
水から入れるのかお湯から入れるのか問題。
フライパンを使った蒸し方で最大の疑問は、おそらく水から加熱するのか、沸騰したお湯で加熱するのかどっちなの?というものではないでしょうか。実際わたしもここがはっきりしなかったので結構悩みました。
※ ちなみに蒸し器を使う場合は、蒸気が立っている蒸し器(水が沸騰した後)に茶碗を入れるのが基本です。
良い機会だと思ってちゃんと調べてみたところ、卵液が固まる温度に達するまでに時間がかかると口当たりがねっとりするとの情報を発見いたしました。
つまり、水から加熱した場合徐々に加熱されるので、ねっとりする可能性があるということです。ただしこれは蒸し器で作る時のお話でしたので、フライパン蒸しにそのまま当てはまるかどうかはちょっとわかりません。
なので、今回の記事では水から加熱する方法をご紹介しましたが、蒸し器の蒸し方に合わせるなら沸騰したお湯を注ぐ方が良いのかも知れません。
個人的な考えを書かせていただくと、別にどっちでも良いのではないかな…という身も蓋もない意見だったりしますが。
ひとこと。
以上、「フライパンを使って茶碗蒸しを蒸す方法」についてお届けしました。
これで蒸し器がなくても茶碗蒸しが作れますね!茶碗蒸しでこの蒸し方に慣れたら、次は手作りプリンといきましょう。フライパンだけでちゃちゃっと蒸し料理を作れる人は手練っぽくて素敵です(●´艸`)