ある朝目覚めると、何だか手首のあたりに違和感が。親指を動かしてみると何かがひっかかってゴキゴキいう始末…。一体これはどういう状態なんだ?と思ってお医者さんに行ってみると、ずばり腱鞘炎でした。
これが約一年くらい前のことです。そこから色々と試行錯誤した結果、今ではまったく痛みのない平和な毎日を過ごしております。
せっかく腱鞘炎が完治したのだから、治し方を共有しない手はありません。ひょっとしたらあなたの腱鞘炎も改善するかも知れませんからね!
ということで今回は、「わたしの腱鞘炎が治るまでに実践してきた5つの方法」についてお伝えしてまいります((*´∀`))
※ この記事あくまでもわたしが実践して効果があったと思うことを書いているだけですので、これをすれば必ず治るというものではありません。お医者さんの言うことが一番大切ですので、参考程度に読んでいただければと思います。
治し方① お医者さんに行って状態を把握
まずわたしは速攻で整形外科に駆け込みました。びっくりするくらい手首が動きませんでしたし、無理に動かすと激痛です。おはしも持てないような状態です。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。
どんな病気もそうですが、素人判断は危険です。わたしの腱鞘炎もこの段階にくるまでに軽い痛みはあったのですが、そのうち治るだろうと放置していました。これが間違いだったのです。
手首に痛みがあるのであれば、現状を知るためにもお医者さんに診てもらうことが先決です。自分の手首がどのくらい悪くなっているのかを知ることで、その後の対策や治し方にも違いが出てきます。(例えば、サポーターで良いのか、テーピングでがっちり固定しないといけないのかなど)
ですので、まずはお医者にGoです。以下に書いている治し方はその後にお試しください(´・∀・)ノ゚
治し方② ブロック注射を打ってもらう
お医者さんによっては「ブロック注射」というのを打ってくれる場合があります。実はわたしが酷い腱鞘炎になったのは2回目で、1回目の時はこのブロック注射でコロッと治ってしまいました。
※ 2回目の腱鞘炎の時は、ブロック注射をしない先生でしたので、別の治療法を行いました。これは後ほどご説明します。
この注射、効き目に個人差があるそうなんですが、わたしの場合はめちゃくちゃ効いて翌日にはほとんど痛みがなくなっていました。
しかし、何事もなかったように(手首の負担を考えずに)生活を送っていたら、半年後くらいにまた腱鞘炎になってしまいました。冒頭の朝のエピソードはその時のお話です。
ここでわたしはひとつのことを学びました。それは、腱鞘炎を根本的に治したいのであれば、普段の生活の中でかかっている手首の負担を減らし続けるしかないということです。
ポイントは「減らし続ける」というところ。1日や2日ではく、改善するまで手首をいたわり続けることが重要です。そのために必要なのが、サポーターやテーピングというわけです(`・ω・´)ノ
治し方③ サポーターやテーピングで負担を減らす
まずはサポーターを装着して様子を見てみました。わたしが購入したのは、薬局で一番目立っていた「バンテリン」のやつです。装着するとかなり楽にはなったのですが、わたしの場合これくらいの固定ではまだまだ痛みがありました。もっと軽い症状であれば、サポーターだけでも治ったかも知れません。
続いてネットで調べたテーピングを使った固定法を実践。結果的にはこれが「大当たり」でした。
テーピングは見た目的には薄いテープなんですが、実際使ってみるとびっくりするくらい患部を固定することができます。痛みが走る方向(負荷がかかっている方向)へは物理的に曲がらなくなりますので、無意識にかかる負担を軽減することができます。
わたしが実際に行っていた巻き方はこんな感じです(σ^▽^)σ
毎朝これをしてから仕事に行っていました。慣れてくると5分くらいで巻けるようになりますので、どんどん巻いて早く慣れちゃってください。テーピングは使う分を最初に切って、テーブルなどに貼り付けておくと格段に使いやすいですよ!
腱鞘炎の症状が酷い場合は、いきなりテーピングでOKだと思います。
治し方④ 負担がかかっている動きを突き止めて対処
腱鞘炎は手首に負担がかかり続けることで発症する言われていますので、負担がかかっている原因を突き止める必要があります。
あなたが仕事や生活の中でする手首の動きを意識してみてください。手首がだるくなったり、痛みが出やすい動きというのがどこかに隠れているはずです。それらはおそらく無意識的に行っている動きですので、意識しないと中々気付くことができません。
わたしの場合は、パソコンのマウス操作でした。手首だけを持ち上げた状態で長時間もマウスを操作していると、気付かないうちに筋肉がガチガチに固まってしまうようです。灯台下暗しと言いますが、わたしにとっては思ってもみない原因でした。
対処法としては、腕の下に厚手のタオルをしいて手首がまっすぐになるように調整しました。ちょっとしたことですが、これだけで手首への負担がかなり減ったように思います。
治し方⑤ 低周波治療器で筋肉をほぐす
順調に治ってきていたわたしの腱鞘炎ですが、ある時何かの拍子に一番曲げてはいけない方向に力がかかってしまいました。それはもう激痛で、またスタートへ逆戻りのような感じでした゜*。(*ノД`*)。*°
半泣きになりながら仕事を終え、お医者さんにいったところやっぱりブロック注射はしてくれず、代わりに巨大な低周波治療器を使った治療をしてくれました。
この治療法は以前にもしたことがありましたが、あまり効果を感じられなかったので正直期待していませんでした。が、この時は何故かむちゃくちゃ効いて、なんと痛みが半分以下になってしまったのです。どうしてなのかはよくわかりませんが…。
で、これに気を良くしたわたしは、調子に乗って家庭用の低周波治療器を買って毎日ビリビリするようになりました。
結果的にはこれも「大当たり」で(大当たり2回目)、その日を境にどんどん良くなっていきました。約3ヶ月程でまったく痛みがなくなり、腱鞘炎になる前の元気な手首に戻りました。
※ 低周波治療には合う合わないがあるようですので、あなたにも効果があるのかはわかりません。まずはお医者さんで実際に低周波治療をしてもらって、効果を実感できてから購入を検討することをおすすめいたします。
ちなみにわたしが購入したのはこれです。ちょっと奮発しました(●´艸`)
《送料無料》 OMRON(オムロン)低周波治療器 HV-F1200 マッサージ …
|
まとめ。
おつかれさまでした。これがわたしが完治するまでに行った改善方法です。やっぱりこういう内容は、感情が入ってしまうので長くなっちゃいますね。
最後にまとめておくと、
② 可能であればブロック注射(お医者さんの判断です)
③ サポーターやテーピングで手首を固定
④ 手首に負担のかかる動きを突き止めて対策
⑤ 低周波治療器で毎日治療(お医者さんで試してから)
という具合になります。
どれもわたしにとっては大切なことでしたが、特に④の負担の原因を突き止めるのはとても重要だと思います。負担のかかる動きは悪い意味で癖になっていることが多いように感じます。ここを意識して改善できるかどうかで、回復速度も違ってくるのではないでしょうか。
とにかく、手首の負担を軽減することが完治への近道かと思います。あなたの腱鞘炎が一日でも早く治ることをパソコンの影から願っております(`・ω・´)ゞ