今回は、防虫剤の臭いが洗濯しても取れない場合の対処法や原因についてまとめています!
衣替えをしていると、どうしても頭を悩ますのが防虫剤の臭いです。
洗濯して取れれば問題ないですが、意外と服に臭いが残ってしまいどうしたらいいのか悩みますよね。
クリーニングに出すほどの時間的余裕がない時は、どうにかしてこの問題を解決したいものです。
実は、服についた防虫剤の臭いが洗濯しても取れない時は、クリーニングに出す前に家で試せる臭い取りの方法がいくつかあります!
スチームアイロンを使ったり、いつものお洗濯の前に酸素系漂白剤を使ったり、臭いの対処法は身近にあるものでも試すことが可能です^^
100%臭いが落とせるというわけではありませんが、まずはチャレンジあるのみです!
そして、防虫剤の臭いが無事に取れたら、来年に向けて予防策をとっておきましょう♪
同じ失敗をしないよう、そもそもの臭い成分から予防対策まで解説していますので、ぜひ最後までチェックして下さいね(*・∀-)☆
防虫剤の臭いが洗濯しても取れない時の対処法!
それでは、いくつかの対処法を紹介していきますね。
防虫剤の臭いが洗濯しても取れない時は、これらの方法を試してみて下さい^^
簡単な方法から順に解説していきます!
対処法① 風にあてる
洗濯をする前に、もうすでに試しているかもしれませんが、まずは服を外に干して風を通してみましょう。
そもそも、防虫剤の臭いの原因である成分は揮発性なので、外に干しておけば自然に臭いは取れるものです。
しかし、臭いが強く残っている場合は半日〜1日干したくらいでは臭いが取れません。
最低でも2~3日間は干しておくといいでしょう^^
この時に気を付けたいのは、必ず陰干しをするようにして下さいね。直接、紫外線があたってしまうと服が変色してしまう可能性があります。
陰干しする場合は、日陰の風通しが良い場所で2〜3日干しておくようにしましょう。
対処法② スチームアイロンをあてる
ここからは道具を活用していきます。
まずは、お家にあるもので解決できるかチャレンジです!
今回はスチームアイロンを使います。
スチームアイロンから出る蒸気は、繊維の奥深くに入り込んだ臭いの原因を取り除くことができますよ♪
方法としては、スチームアイロンは服から5㎝ほど離してあてるだけです!
注意点は、直接服にはあてないこと。
直接あてても大丈夫な服はいいのですが、服によっては生地を傷めてしまうので注意が必要です!
直接、服にあてた方がやりやすいという方は、服とアイロンの間に湿った「タオル」を挟みましょう。
あて布をする要領でアイロンをかければ、直接アイロンをあてるよりは服を保護できますよ^^
どちらの方法にしても高温のアイロンを使っているので、この方法を試す前に必ず服の洗濯表示を確認してから行って下さいね^^
対処法③ 酸素系漂白剤を使う
通常のお洗濯でも防虫剤の臭いが取れなかった場合は、酸素系漂白剤をプラスしてみましょう!
酸素系漂白剤は、ドラッグストアやスーパーに置いてある「オキシクリーン」や「ワイドハイター」でOKです^^
まずは、洋服が浸るくらいの桶やバケツにぬるま湯を準備します。
熱すぎると衣類を傷めますし、冷たすぎても酸素系漂白剤が溶けにくくなってしまうので、35°C〜40℃くらいのぬるま湯を用意して下さい。
ちなみに、酸素系漂白剤は液体よりも粉末の方が効果が高まるのでおすすめです♪
酸素系漂白剤を適量入れたらしっかりと溶かして、洋服を浸けておきます。
時間は30分程で大丈夫です。
その後は、通常通り洗濯機に入れて洗えば終わりです!
洋服を着るまでに時間的余裕があれば、この方法を試してみて下さいね。
対処法④ 入浴後のお風呂を活用
少し変わり種の方法ですが、面倒な手間もなく準備するものも一切ないのでぜひともおすすめしたい方法です♪
方法はとっても簡単で、入浴後のお風呂場に臭いの気になる洋服をかけておくだけで大丈夫です。
これだけで本当に大丈夫?と思われるかもしれませんが、実はこれ、スチームアイロンを使い蒸気で臭いの原因を飛ばす方法と同じ原理なんです。
当たり前ですが、入浴後のお風呂場は、蒸気が充満した状態です。
お湯を溜めずシャワーだけだったとしても、お風呂場に湿気はこもりますよね。
スチームアイロンほどの熱はありませんが、蒸気の量はアイロンに負けていません!
この、蒸気を活用して防虫剤の頑固な臭いを取り除くことができますよ♪
わざわざアイロンをかける手間もありませんし、費用も全くかかりません。一晩、お風呂場に干しておいて翌朝に陰干ししておきましょう。
対処法⑤ 消臭グッズを使う
ここまでやってみても、なかなか効果が得られなければ、いよいよ消臭グッズの出番です。
衣類用の消臭グッズはたくさんあって、香り付きのものもありますが、出来れば無臭のものを選びましょう!
変に臭いが混ざってしまうと厄介なので無臭タイプがおすすめです。
ここで、個人的にぜひとも試してもらいたいのが冷蔵庫用の脱臭剤。食材の色々な臭いを一蹴してくれる優れモノなので、服にも活用しましょう^^
服が収まる大きさの袋を用意して、その中に脱臭剤と服を入れておくだけです。
消臭スプレーを使う場合も、服に吹きかけたら袋に入れてしっかりと口を閉めておきましょう。
一晩置いておけば、臭いもスッキリ!効果を感じられるはずです♪
防虫剤の臭いの成分について解説!
防虫剤は臭いが厄介ですが、大切な服を守るためには必要なものでもあります。
でも、出来れば服に臭いが付かないように予防しておきたいものです!
ここでは、防虫剤の特徴や臭いをつきにくくする予防法を紹介していきますね^^
防虫剤に使われている成分は、「パラジクロロベンゼン」や「ナフタレン」といったものです。
揮発性が高く、本来は風通しのいいところに置いておけば、その臭いは1日くらいでとれるものです。
しかし、服を長年しまっておいたり、防虫剤の量が多かったりするとその臭いがつきやすくなってしまいます。
そこで大切なのが、防虫剤の臭いが付かないように予防すること。
地道な方法かもしれませんが、通気性をよくしておくことが一番大事です。
防虫剤の臭いが服についてしまう原因は、衣装ケースの中の通気性の悪さにあります。
衣装ケースの中に空気が滞留してしまい、臭いの原因が服の繊維に入り込んでしまうのです。
これを防ぐ為にも2ヵ月程度を目安に、服が空気に触れるようにしておきましょう。
全てを干す必要はなく、衣装ケースの引き出しを開けっ放しにしておくだけでOKです♪
通気性を良くしておけば、カビ対策にもなるので一石二鳥ですよ!
まとめ
以上、防虫剤の臭いが洗濯しても取れない時の対処法についてお伝えしました!
防虫剤の臭いが気になる時は、まずは数日の陰干しから始めてみましょう。
酸素系漂白剤を使ったり消臭剤を利用したりと、クリーニングに出す前に試せる方法はいくつかあります。
服を傷めないよう気を付けて、ぜひこれらの方法を試してみて下さいね。
そして、こういった手間を省く為にも、日頃から衣装ケースの服たちが空気に触れるようにしておくことも大切です!
服が通気性の良い状態を保てるよう注意しておいて下さい。
参考になれば嬉しいです^^