あの独特の臭いからは想像できないおいしさを持つ「銀杏」。焼いて食べてもおいしいですし、茶碗蒸しの具としても最高です。
そんな銀杏ですが、あの硬い殻のせいで食べ方がよくわからないという人も多いかと思います。見た感じ簡単に食べられそうじゃないですもんね。
しかし、実際はそんなことありません。電子レンジと封筒があれば簡単に調理できてしまうのです。フライパンで炒る方法もありますが、手軽さで言うならこちらの方がダントツです!
ということで今回は、「電子レンジと封筒を使った銀杏の調理法」についてお伝えしたいと思います(*・∀-)☆
電子レンジと封筒で銀杏を加熱!
さっそくやり方といきたいところなのですが、まずはこの方法の注意すべき点をお伝えいたします。なぜなら、何も知らずにいきなり加熱するとちょっとびっくりしてしまうからです。
実は、銀杏は電子レンジで加熱しすぎると爆発する危険性があります。そう、爆発卵と同じ現象です(もちろん爆発しにくくする方法もお伝えしますが)。
封筒はその時の保険みたいなもので、爆発した銀杏の殻や身を封筒内にとどめてくれる役割があります。
それでも運が悪いと、それらが封筒を突き破っ庫内に飛び出していってしまうかもしれません。ちょっと大げさは書いていますが、気を抜かず電子レンジで加熱している最中は十分ご注意ください!
それでは、やり方について見ていきましょう(●´▽`)
今から食べたい分だけを用意しましょう。あまり多くると加熱の加減が難しくなるので、10粒くらいを目安にするとよろしいかと思います。
② 銀杏の殻にヒビを入れる
ここ、重要です。これは、先程お伝えした銀杏爆発を防ぐための対策なんですが、あらかじめヒビを入れておくことで蒸気の逃げ道を作っておきます。
銀杏を割る道具は100均でも手に入りますし、なければハンマーなどで叩いて割るという方法もあります。ハンマーを使う場合は、砕きすぎないように注意してくださいね。
殻の線に沿ってヒビが入ればOKです(`・ω・´)ノ
③ 銀杏を封筒へ入れる
封筒はペラペラのものでなければ何でもかまいません。コンビニなどで手に入る封筒などがあればそれで十分です。
その封筒に銀杏を入れて、口のところをぐるぐるっと何重かに巻き込みます。こうすることで万が一の時に口からの発射を防ぐことができます。
ちなみに、封筒でもなくても紙袋でもOKです。大手ハンバーガーチェーンなどでもらえる大きめの紙袋。もしあんなのがあれば使ってもらって大丈夫です。
薄さがちょっと気になるかもしれませんが、ぐるぐる巻きにすればそれなりの強度になるかと思います。不安であればお惣菜パックなどに入れておけばさらに安心です(ちょっと手間ですが)。
④ 500Wで40秒~60秒くらい加熱する
加熱時間は電子レンジの性能や銀杏の数によって調節する必要がありますが、目安としては40秒くらいで一度止めて中の様子を見ることをおすすめします。10粒以上を一度に加熱する場合は、もう少し長く加熱してくださいね。
中まで火が通っていなければ追加で加熱するようにしてください(´・∀・)ノ゚
ワット数が高すぎると銀杏の水分がとんでしまいますので、高くても600Wより高い設定にはしない方が無難かと思います。
⑤ お皿にのせて殻を取り、薄皮をむく
当然ですが、銀杏はかなり熱くなっているので、封筒から直接手に取るようなことはしないでくださいね。火傷しますよ(´Д`。)
加熱後の銀杏は封筒からそのままお皿にのせて粗熱を取りましょう。触れるくらいになったら殻を取り、中の薄皮をはがせば調理完了です♪
そのままでも良いですし、軽く塩をふって食べても良いですね(●´艸`)
はい、ここまでの内容のを確認してもらったら、こちらの動画をご覧ください。ひと通りすべてやってくれています。
ちょっと長い動画になりますので、再生時間を早めて見ると良いかと思います。前半は身のついた銀杏の処理について説明されているので、関係ない方は飛ばしても問題ありません。
注意して見ていただきたいのは、銀杏をハンマーで割るところ(2:00くらい)と、電子レンジで加熱するところ(3:00くらい)です。
動画では3粒しか加熱していませんので30秒で十分ですが、銀杏の数を増やす場合は加熱時間を長くしてくださいね。
最初は加熱時間の調節が難しいかもしれませんが、何度かやっていると感覚がつかめてくると思います(´・∀・)ノ゚
封筒がない場合はこんな方法も!
さてさて、都合よくおうちに封筒があれば問題ないのですが、もちろん封筒を置いていないご家庭もあることでしょう。
大丈夫です。そんな時は、「正攻法」でレンチンです(ノ `・∀・)ノ゙
用意していただくのは、
となります。
続いてやり方を見てみましょう!
② 霧吹きでキッチンペーパーの中央を濡らす
③ 洗った銀杏を容器の中に入れる
④ キッチンペーパーで銀杏を包み込む
⑤ 霧吹きでキッチンペーパーを軽く濡らす
⑥ ふわっとラップをかける
⑦ レンジで1分~1分半程度加熱する
⑧ 殻と薄皮を取ってお皿に盛り付ける
はい、これで銀杏が食べられるようになります(´・∀・)ノ゚
封筒を使うよりもちょっと手間がかかりますが、特に難しい工程はありません。
注意するのはやはり加熱時間の加減くらいでしょうか。封筒を使った時と加熱時間が違うのでご注意ください!
あと、こっちのやり方は事前に殻を割っていないので、ある程度加熱すると銀杏のはじける音が聞こえてくるかと思います。その音が何回か聞こえたら一度中の様子を見てみてくださいね。
良い感じにはじけていて、中身にしっかり火が通っていればOKです♪
繰り返しになりますが、レンジから取り出した直後は殻が熱くなっているので、火傷には十分ご注意ください(´ー`A;)
【追記】フライパンを使った銀杏の炒り方についての記事も書きました!
参考記事:フライパンを使った銀杏の炒り方!思っているより簡単です♪
ひとこと。
おつかれさまでした!これであのか固そうな銀杏も手軽にいただくことができますね。電子レンジと封筒を使えばとっても簡単です。
あ、簡単だからって食べ過ぎちゃダメですよ。
銀杏には、摂り過ぎると中毒症状を引き起こす成分が含まれているので注意が必要です。特に子供が食べる時はひかえめでお願いします!
それでは、最後までありがとうございましたヽ(*´∀`)ノ