今回は、洗濯機で脱水できないイライラをついに解消しました!というお話です。
うちの先代洗濯機は穴なし槽が自慢のスタイリッシュな洗濯機でしたが、購入から1年くらい経過したあたりから挙動がおかしくなりました。
脱水途中でガコンガコン鳴りながら急停止し、一旦すすぎに戻ってからまた脱水を再開します。で、またガコンガコン。これを3回ほど繰り返した後、エラー表示を出して止まってしまいます。
もちろん洗濯物が偏らないように工夫して入れたり、量の調節的なことは試しましたがほとんど効果がありません。10回洗ったら8回はエラーが出るような状態です。
幸い保証期間が残っていたので、思い切って購入した家電量販店へ修理をお願いしてみることにしました。
普通ならこれでなんとかなるんですが、残念ながらうちの洗濯機はそんなに甘くはありませんでした。タイトルにある通り、3回修理に来てもらっても直せなかったのです。
ブログのネタ的にはおいしいアクシデントなんですが、渦中にいる時のイライラは相当なものでした…。
ということで、今回はそんな洗濯機修理のお話です。
希望に満ちた修理1回目
修理を依頼した家電量販店の対応もよく、一回目の修理はわりと早めに来てくれることになりました。この時に来てくれたのはメーカーの人ではなく、家電量販店の修理担当の人です。
いかにもベテランといった感じの方で、現状をチェック(水平確認&洗濯槽をユラユラ)した後すぐに部品の交換を始めてくれました。
この時に言われたのは、
「洗濯槽を吊り下げているスプリングがヘタっているのが原因ですね。部品を交換すれば症状は改善するかと思います!」
みたいな内容でした。
で、巨大なスプリングパーツを4本全て交換し、簡単な動作チェックをして修理は完了。時間にして約30~45分程度。なんとも気持ちの良いスピーディーな修理でした。
わたしは嬉しくなって、無駄に汚れていない衣類を洗濯機の中に放り込み、ルンルン気分でスタートボタンを押しました。
そして、しばらくして聞こえてきたのがまさかの「ガコンガコン」。そして、そのままエラー直行です。
そう、今回の修理ではまったく症状が改善されていなかったのです。
何だかよくわからない修理2回目
わたしは再び家電量販店に電話を入れ現状を伝えました。すると、驚きながらもすぐに再修理の手配を整えてくれました。今回もここまでは順調です。
で、数日後に前回の人がまたやってきました。
おじさんはおっかしいなぁ~という表情のまま洗濯機のいたるところをチェックしてくれました。で、前回と同じように動作チェックを終えた後こう言ったのです。
「特に異常はありませんねぇ」
いやいやいやいや…。
それやったら前と一緒やないか!と思っているところにおじさんがある提案をしてきました。
「一度洗濯物を入れてこの場で脱水テストをしてみませんか?」
なるほど、そりゃいい案だと思いすぐさま脱水モードを試してみることにしました。するとびっくり!一度も止まることなく最後まで脱水することができたのです。
わたしもおじさんも安堵の表情を浮かべ、一体何が原因だったんですかね~などと談笑しながら今回の作業は終了となりました。
そしてその日の夜、わたしは洗濯機から再びあの異音を聞くことになります。
正直耳を疑いましたが、昼間の絶好調を思い出すとじわじわと怒りが込み上げてきました。まるで洗濯機に欺かれたような気分です。
どうにもならなかった修理3回目
またまた家電量販店に現状を伝えたところ、もうお手上げなのでメーカー直の修理センターにお願いするということになりました。
で、数日後にメーカーの人が修理に来てくれました。今回の人は今までと雰囲気が違い、何というかノリの軽いお兄さんでした。
今回は洗濯機の裏側あたりにあるセンサー的な部品?をメインにチェックしてくれましたが、やはり異常はなく洗濯機には問題がなさそうという結論に至りました。
たぶん、修理の人も相当困っていたのだろうと思います。
「実はわたしの家もシャープの洗濯機なんですが、よく止まるんですよね~」
なとどよくわからない共感フォローを入れてきます。知らんがな。
納得のいかないわたしは、
「なんとか新品に交換してもらえないでしょうか?」
とお願いしていみましたが、修理対応以外は無理とのこと。
さらに、これ以上原因を探すとなると一度倉庫に持って帰って徹底的にテストを繰り返すしかないとの衝撃的事実が明らかになりました。その間は別の中古の洗濯機を使うことになるそうです。洗濯機の代機って…。
潔癖症の気のあるわたしにはどうしても中古の代機が受け入れられず、しぶしぶこのまま様子を見るという愚かな選択をしてしまいました。洗濯だけに(笑ってください)。
それから半年後に交換対応!
それからは本当に長い戦いでした。なにせ10回中8回は止まるので目が離せません。なんとかその2回の成功を叩き出すためにつきっきりで洗濯物の偏りを直し続けました。
直らないとわかってからの研究で、止まった後に何度も偏りを直すことで成功する確率が上がることを発見していたのです。
しかーし、半年くらい経つとその2回の成功すら危うくなってきました。
もう洗濯機とは呼べません。
ある日、エラーを出した洗濯機を見てわたしの中で何かがプツンと切れたのがわかりました。
洗濯を放り出したわたしは保証書を取り出し、ダメ元でもう一度家電量販店に電話をしてみました。そして、いかにわたしが困っているか(頑張ったのか)を説明し、何とかしてほしいとお願いしまくりました。
すると、その時対応してくれた人が修理ではなく交換対応にできないかどうかをメーカーに掛け合ってくれると言ってくださいました。
その日はたしかゴールデンウィーク前だったので、連休明けに返事をしてくれることになりました。
そして、待ちに待った連休明け。
電話口の向こうから、
「交換できることになりました!」
とのありがたいお言葉を頂戴することができました。
新しい洗濯機は日立のビートウォッシュ!
さて、ここからは新しい洗濯機を買うお話です。
最初は同じ価格帯の洗濯機の中から選ぶつもりでしたが、いろいろ調べているうちに洗濯機は日立さんが一番強い(人気)ということを今更ながらに知りました。
そしてわたしは、差額の数万円を足して「ビートウォッシュ」というすばらしい洗濯機を購入したのです。
あまりおおげさに書くと嘘っぽくなってしまうんですが、ビートウォッシュって本当にすごい洗濯機なんです。言わせてください。家電でここまで感動したのはこれが始めてなんです。
まず、音が静か。「え?洗濯してるの?」ってレベルで音が小さいんです。
そして、なんといっても洗い上がりがとっても柔らか。洗剤も変えてないのにここまで違うのか!?というレベルでふんわり洗い上がるのです。
さっきからレベルレベルうるさいですが、まさにレベルが違うという言葉が相応しい洗濯機と言えます。
もし誰かが洗濯機で迷っていたら、わたしはうるさいくらいに日立さんの洗濯機を激推しすることでしょう。今すぐ親戚一同に電話したいくらいです。
ということで、何とか無事に解決することができました。
ひとこと
家電製品の修理でここまでややこしくなるケースなんてそうそうないと思いますが、今となっては良い勉強になりました。直らない故障もあるとわかったのはなかなか大きな学びです。
もしあなたが同じような状態になった時は、諦めずに修理依頼を続けましょう。
その努力としつこさが認められれば、今回のように交換対応してくれるかもしれません。今考えても相当しつこかったですからね、わたしは。