茶碗蒸しの具材で定番と言えば、鶏肉、かまぼこ、しいたけ、ゆりねあたりがぱっと思い浮かびます。トッピングの三つ葉も忘れてはいけませんね。
しかし、茶碗蒸しのポテンシャルはこんなものではありません。茶碗蒸しはこれら定番以外の具材でも優しく包み込んでくれるのです。そう、変わり種と呼ばれるような具材でも。
ということで今回は、「茶碗蒸しにおすすめな変わり種具材」についてさくっとリサーチしてみました!
色々探しているうちに気が付けば30個くらい変わり種具材が見つかりました。中には「それマジか!?」って思うような具材もありましたよ~(●ゝ艸・)
変わり種を扱う上での注意点!
具体的な具材を挙げていく前にひとつでけお伝えしておきたいことがあります。それは、茶碗蒸しの味付けについてです。
言うまでもなく普通の茶碗蒸しの味付けはおだしベースですが、ここで登場する具材の中にはそれ以外の味付けの方が美味しくいただけるものもあったりします。
ひとつ例を挙げるとすると「チーズ」がわかりやすいかと思います。
この場合、おだしの代わりにコンソメスープを使うことでオニオングラタンスープ的な味に仕上がります。簡単に言うと洋風茶碗蒸しですね。
まさに変わり種茶碗蒸しに相応しい一品です。同じ要領で鶏ガラスープを使うのもアリでしょう。中華料理で使うような具材との相性は抜群です。
こんな感じで使う具材に対してちょっと変わったアプローチをしてみるのが、変わり種茶碗蒸しのおすすめのいただき方だとわたしは思いますヽ(*´∀`)ノ
あ、でも生の舞茸だけは使わないでくださいね。舞茸の持っているタンパク質分解酵素の働きで卵液が固まらなくなっちゃいますから。詳しくはこちらの記事で!
茶碗蒸しの変わり種具材をおまとめ!家にあるものを使っちゃおう!
お待たせしました!ここからはおすすめ具材をどんどんご紹介していきたいと思います。ピンときた具材はメモメモしてくださいね((*´∀`))
お肉系具材
ハム・生ハム
厚切りハムでボリューミーにいくも良し、生ハムで薄くいくも良し。
ソーセージ
味が濃い目なので存在感は抜群。男の子が喜びそうですね。和風でも洋風でも合うかと。
鶏そぼろ
トッピングに味付けした鶏そぼろをオン。しょうがの効いた味付けがまろやかな茶碗蒸しを劇的に変化させます。乗せすぎ注意。
豚肉
鶏肉の代わりに豚肉を使ってもグッド。豚肉を使う場合は、ほうれん草と一緒に入れると美味しいと評判です。中華スープで作っても美味しそうですね。
野菜系具材
枝豆
枝豆は味もさることながら、枝豆の緑は卵液の黄色によく映えます。ちょっと入っているだけでも上品な印象を受けます。
コーン
おだしの代わりにコーンスープを使うと美味しいそうです。作ったことはありませんが、子供ウケしそうな茶碗蒸しですね。
里芋・長芋
それぞれに独特の食感があるので、好きな人にはたまらない具材でしょう。並べて書いていますが、一緒に入れるという意味ではありません。
栗の甘露煮
栗の甘露煮を使った茶碗蒸しにはコアなファンがいるようです。口コミなどを見ていると、具材はこれだけで十分!とまで書かれていました。しょっぱいのと甘いのを同時に食べると美味しいですからね。
セロリ
あまり想像がつきませんがセロリを入れる人もいるみたいです。それならパクチーとかもいけるかもしれませんね。ナンプラーとかも入れたりして。
トマト
何にでも合うトマトは茶碗蒸しにもいけそうです。豚肉と一緒に入れると美味しいみたいですよ!
パプリカ
彩り重視ならパプリカもアリです。たっぷり入れるとそれはもう華やかな茶碗蒸しが完成します。フォトジェニックです。
ブロッコリー
冷蔵庫でちょっとだけ余っている時には、茶碗蒸しにアレンジしてみてはいかがでしょうか。クセがないので普通に美味しいでしょう。
オクラ
人気のネバネバ系です。ネバネバ仲間の長芋と一緒に使うというレシピがありました。冷製茶碗蒸しにも合うみたいです。
ねぎ
ねぎは万能です。ちょっとしたアクセントに。
海鮮系具材
カニ
予算に余裕があるならカニがおすすめです。カニ缶でも良い味がでるでしょう。
ほたて貝柱
旨味が強いので、お手軽海鮮茶碗蒸しにはもってこいの具材だと思います。
あさり
派手さはありませんが、落ち着いた味に仕上がりそうです。アクセントに七味唐辛子をパラリと。
うなぎ
想像しただけでも美味しそうです。ちょっとだけ残った蒲焼きを使って茶碗蒸しにアレンジすれば、お父さんも喜ぶことでしょう。
ブリの照り焼き
ちょこちょこ入れる人がいるみたいですが、わりとクセが強そうな印象です。
わかめ
わかめは薄味に良く合いそうです。しょうゆとみりんで味付けしたあんをかけて、木の芽をのせれば料亭風に。
白子
リッチに白子を入れるのはいかがでしょう。美味しんぼあたりに出てきそうですね。
たらこ・明太子
卵液に混ぜるというよりもトッピングするのがおすすめ。蒸し上がるちょっと前にフタを開けて乗せておけば、食べる頃にはちょうど良い加減に火が通っています。半生ですね。
その他の具材
厚焼き卵
卵 in 卵。これにはさすがに驚きました。同じ卵でも食感が違うので美味しいのだそうです。伊達巻とかでも良いのでしょうか。何というか、渋いセレクトですね。
ごはん
お鍋の後の雑炊みたいなものでしょうか。いや、だし茶漬けか…。お味的には間違いなく合ういでしょう。お腹いっぱいになりそうです。
うどん
大阪ではうどんの入った茶碗蒸しを「小田巻蒸し」と言うそうです。
お餅
お雑煮みたいなノリですね、きっと。
お豆腐
混ざると見分けがつかなくなりそうですが…。最高にヘルシーな茶碗蒸しに仕上がりそうです。
がんもどき
おだしを吸って美味しくなるがんもどき。がんもどきからも旨味が出るようです。まぁ、win-winの関係ということで。
チーズ各種
例として出してしまいましたが、チーズもなかなかの変わり種です。とろけるチーズを始め、パルメザンやモッツァレラなどでもおすすめです。中にはブルーチーズを使う猛者もいるようです。強烈…。
ひとこと。
はい、おつかれさまでした~!
こうして並べてみると何だかすごいですねぇ。もう何でも使えるじゃないですか。多分これら以外にもいける食材はたくさんあると思いますので、あなた独自の変わり種も探してみてはいかがでしょうか。
そうそう、せっかくの変わり種を茶碗の底に沈ませたくない場合はこんな調理方がおすすめです!
いつもとひと味ちがう茶碗蒸しで、家族をびっくりさせちゃいましょうヽ(*´∀`)ノ