表面が乾燥している銀杏にはカビなんて生えないように思えますが、そんなことは全然ありません。
間違った保存方法で放置してしまうと、知らないあいだにカビの餌食となってしまいます。
しかし、それほど心配する必要もありません。
銀杏にカビが生えるのは、生える原因があるからです(当たり前ですが)。
その原因を知り、きちんと対策すれば、高確率でカビを防止することができるのです。
ということで今回は、「銀杏のカビを防止する方法」について、わかりやすくおまとめしてみました。
この記事を読んでカビを防止する知識を身に付けてくださいね(´・∀・)ノ゚
とにかく密閉しないことが大切!
銀杏に限らずカビが生えるには水分(湿度)が必要です。
銀杏の場合、密閉した状態で放置してしまった時にカビるケースが多いようです。
これは、常温保存だけでなく冷蔵保存した場合も同じです。
特に注意してほしいのがビニール袋に入れてしまうこと。
銀杏の臭いが気になるせいか、新聞紙に包んだ後さらにビニール袋に入れる人が結構います。
この状態はとにかく最悪で、湿度だけではなく中の温度も上がってしまいます(常温保存の場合)。
カビが生える条件は、温度・湿度・栄養の3つ。
密閉することによって、この条件がそろってしまうというわけです。
とにかく、銀杏のカビを防止するなら密閉しないということを覚えておいてくださいね!
常温保存の場合は、密閉しないことに加え、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置くことも大切です。
常温・冷蔵では長期保存できない!
次に覚えておいていただきたいのが、銀杏を保存できる期間について。
常温・冷蔵で多少の違いはありますが、基本的に銀杏は長期保存ができません(冷凍保存は除く)。
たとえ密閉していなくても、部屋(冷蔵庫)の状態によってはカビてしまうことがあるからです。
常温・冷蔵どちらで保存したとしても、1週間、長くても2週間を目安に食べきるようにしましょう。
また、銀杏の長期保存はカビ以外にも問題があります。
表面の見た目は変わらなくても、中身の水分が抜け固くなり、色も黄色くなってしまうからです。
このあたりについては、こちらの記事に詳しくまとめていますので、合わせてチェックしてみてくださいね(σ^▽^)σ
カビを防ぐなら冷凍保存がおすすめ!
ここまでは銀杏を常温・冷蔵保存する場合をメインにお話してきましたが、ここからは冷凍保存についてみていきましょう。
実は、銀杏を保存するには冷凍保存が一番適しています。
その理由は、カビにくい、劣化しにくい、長期保存が可能という3点にあります。
まずこの記事のメインであるカビについてですが、冷凍庫入れておけばまず安全です。
可能性が0とは言い切れませんが、冷凍庫の温度は一般的なカビの生育温度からは外れています。
次に、劣化について。
食品である以上、冷凍しているとはいえ次第に品質は劣化はしていきます。しかし、そのスピードは常温や冷蔵に比べれば格段にゆっくりです。
しかも銀杏は殻(鬼皮)に包まれているので、臭い移りの心配もほとんどないかと思います。
これらのことから、銀杏を冷凍保存した場合の保存期間は半年程度と一気に長くなります。
余った銀杏をすぐに食べられそうにない場合は、最初から冷凍保存にするのが賢い選択ですね(*・∀-)☆
冷凍保存する場合は、常温・冷蔵と違いフリーザーバッグに入れて密閉することが重要です。
ここ、逆なのでご注意ください。
特に中身だけを冷凍する場合は、品質の劣化や臭い移りの可能性があるのでしっかり密閉するようにしましょう。
カビてしまった銀杏は処分する!
ネット上の記事によっては、鬼皮の表面にカビが生えていても中身は大丈夫という意見もちらほら見かけますが、わたしの見解は全くの逆です。
たしかに中身までカビているかどうかはわかりませんが、カビが生えるような状態で保存していたということに変わりはありません。
たとえ中の見た目や臭いに変化がなくても安全とは言い切れないのです。
なので、銀杏はカビた時点で処分することを強くおすすめしますo(-`д´- o)
ひとこと。
おつかれさまでした!
これで銀杏のカビ対策はばっちりですね。ここまでしっかり読んでくれたあなたなら、ばっちりカビを防止することができることでしょう。
今回の要点だけをまとめると、
ということになります。
こうして書いてみれば至ってシンプル。カビる条件さえ知ってしまえばなんてことはありません。
上手に保存して銀杏を長く楽しんでくださいねヽ(*´∀`)ノ