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着火剤の捨て方!ジェルと固形の特徴を調べて詳しく解説!

この記事では、着火剤の捨て方保管方法についてまとめています^^

キャンプやバーベキューに欠かせない着火剤ですが、不要になったものを処分する時がちょっと面倒です。

なにせ燃えやすい性質なので、そのまま燃えるゴミに捨ててしまって良いものかと悩む人も多いことでしょう。

結論からお伝えすると、着火剤の捨て方には自治体ごとに決まりがあって、あなたが住んでいる地域の自治体のルールに従う必要があります。

燃えるゴミでそのまま捨てて良い場合もあれば、正しく処理してから捨てる必要があるケースもあるわけです。

※ 地域によっては業者に引き取ってもらわなくてはいけない場合もあります。

とは言え、捨てられる場合は燃えにくい状態にして捨てるというのが前提にあるので、引火するのが不安な人は捨てる前に処理しておくことをおすすめします。

記事本文では、タイプ別の着火剤の捨て方の他に、着火剤の自然発火についての解説や正しい保管方法などについてもお伝えしています。

使わなくなった着火剤が手元にある場合は、保管も検討に入れながらチェックしてみてくださいね!

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着火剤の捨て方と注意点をわかりやすく解説!

それでは、着火剤の捨て方について説明していきますね!

着火剤の捨て方は自治体によって違う

冒頭でお伝えした通り、着火剤の捨て方は都道府県・自治体によって違いがあります

つまり、具体的な処理の仕方の前に、まずはあなたの住んでいる地域の自治体のルールを知ることが先決なのです!

着火剤の捨て方については、各自治体のホームページで調べるのが簡単ですが、自治体によっては、「着火剤」と書かれておらず「固形燃料」と書かれている場合もあります。

あなたの持っている着火剤がどの分別に入るのか判断がつかない場合は、直接電話して確認するのが確実です。

自治体によってはそのまま燃えるゴミで捨てられることもあれば、業者に引き取ってもらわないとダメなケースもあります。

ちなみに、私が住んでいるの地域での着火剤の捨て方は、「透明の袋に入れ、さらに指定のごみ袋に入れる」といったものでした。

せっかく処理したのにそもそも捨てられなかった…なんてことにならないようにしっかり事前に確認しておきましょう!

とは言うものの、そのまま捨てるのはどうも不安だという人のために、以下に着火剤の安全な捨て方についてもまとめておきます^^

着火剤 ジェルの捨て方

ジェルタイプは固形の着火剤に比べると、燃えやすい性質をしているので少し注意が必要です。

なので、ジェルタイプの着火剤は希釈して燃えにくい状態に捨てるのがポイントとなります。

具体的な捨て方は以下の通りです!

① 着火剤の中身をバケツなどに入れる

※ 近くに火の気のないことを確認してください。

② 水を入れて薄める

※ 揮発していくので開封後はできるだけ早く希釈しましょう!

③ 古新聞や古布に吸わせる

④ ビニール袋に入れる

⑤ 自治体のルールに従って捨てる

そのまま捨てたからと言って自然発火する可能性は低いものの、中のジェルが外に出ている状態で火源が近づけば、引火する危険性は否めません。

水で希釈することで引火点も下がり、さらにビニール袋に入れることで揮発した成分を閉じ込めることができます。

後は、自治体の定めた捨て方のルールに従って処分すれば安心です!

着火剤 固形の捨て方

固形タイプはジェルタイプに比べると、染み込ませた成分の揮発する時間がゆっくりなので比較的安全な部類に入ります。

ただ、着火剤の劣化により引火する成分が外側ににじみ出ているような場合は、やはり引火する可能性があります。

固形タイプの着火剤の捨て方としては、近くに火元がないかを確認した上で、濡れた新聞紙や古布などで包み、ビニール袋に入れて処分すればOKです。

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着火剤は自然発火するの?引火点などを調査!

ここからは、豆知識として着火剤の自然発火と引火について少しだけ詳しく解説します!

まず前提として、「自然発火」>と「引火」はまったく別の現象です。

燃えるという点では同じですが、

  • 自然発火 … 火の気がなくても勝手に燃え出す
  • 引火 … 近くの火元が原因で燃えだす
  • ということになります!

    着火剤の場合、引火はしますが、まず自然発火はしません。

    その理由は、引火点と発火点の違いにあります。

    引火点と発火点の違いは、文字通り引火する温度と自然発火する温度の違いです。

    着火剤の燃える成分には、主にメチルアルコールという物質が使用されていますが、このメチルアルコールの引火点と発火点は以下のようなものです。

  • 引火点 … 約11℃
  • 発火点 … 約470℃
  • つまり、着火剤は周囲の温度が470℃くらいにならないと自然発火はしないということになるわけです。

    わたし達が普通に暮らしている中で、温度が470℃以上になることなんてほぼありません。なので、普通に捨ててもOKとしている自治体があるのでしょう。

    ただし、引火点については11℃とかなり低い温度です。

    火が近づけばすぐに燃えだす性質なので、着火剤を扱う時は火元の管理に十分注意が必要です!

    以上の理由から、普通に捨てたくらいでは着火剤は自然発火はしないという結論に至ります^^

    着火剤の保管は物置でも大丈夫?正しい保管方法について

    余った着火剤の保管を物置でしているという人は、わりと多いかもしれません。なんとなく家の中よりも、外の方が安全な気がしますから^^

    着火剤の保管については、

  • 火の気がない
  • 温度が上がらない
  • 風通しが良い
  • 場所で、

  • 劣化しにくい
  • 衝撃に強い
  • 密閉できる
  • 容器に入れて保存するのが正解です!

    容器に入れるのは外装が破れて中身がむき出しになるのを防ぐのが目的です。ジェルタイプにしろ固形タイプにしろ、何らかの衝撃で袋やフィルムが破れてしまう可能性があります。

    そうなった場合、空気中に成分が揮発してしまうので、万が一でも火元が近づけば引火する危険性があるからです。

    なので、着火剤は少々の衝撃ではつぶれないようなしっかりした容器に入れて、傷つかないように保存しておきましょう。紙箱とかはダメですよ!

    さて、ここまでは新品未使用の着火剤の保存方法についてお伝えしてきましたが、使いかけの着火剤の保存について補足しておきますね。

    ジェルと固形の両方の着火剤に言えることなんですが、時間が経って古くなった着火剤は徐々に燃えにくくなっていきます

    なので、正直なところあまり保存するのはおすすめできません。

    頻繁に利用する機会があるのであれば問題ないのですが、数年に一度くらいしか使う機会がない場合は、次回にその着火剤が使えなくなっている場合もあるからです。

    それでもとりあえず保存しておきたいという場合は、やはり衝撃に強い密閉できる容器などに入れて保存しておくと良いでしょう。

    場所については未使用の着火剤の時と同じです。

    強いて言えば、成分の気化が心配なので、物置などに保管する場合は定期的に戸を開けて空気を入れ替えてください

    ということで、上記の注意点さえクリアしていれば、着火剤の保管は物置でも特に問題ありません^^

    まとめ

    以上、着火剤の捨て方についてお届けしました!

    着火剤はジェルタイプ、固形タイプにかかわらず、自治体によって捨て方に違いがあります。

    まずは、あなたがお住まいの地域の自治体のサイトを確認してみて、それでもわからなければ、直接電話で確認してみると良いでしょう。

    いずれにしても、自己判断で適当に捨てるのはNGということですね!

    その上で、引火するのが心配だという人は…

  • ジェルタイプ … 水で希釈して新聞紙や古布に吸わせて捨てる
  • 固形タイプ … たっぷり水分を含ませた新聞紙や古布に包んで捨てる
  • というやり方で処分してみてください。

    着火剤は自然発火する可能性は低いですが、そのままの状態だと何かの拍子に引火する可能性は否めません。

    着火剤を処分する場合は、必ず燃えにくい状態にしてから捨てるということを覚えておきましょう!

    もちろん、まだ使えそうな場合は、日中温度の上がらない、火の気のない場所に保存しておくのもOKです。別に物置とかで大丈夫ですよ!

    参考になれば幸いです^^

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