憧れの曲げわっぱをとうとう手に入れたあなた。さっそくご飯を詰めてやろうかという衝動が起こっていることでしょう。でも、ちょっと我慢です。使い始めにはちょっとしたお手入れをしてあげましょう。
ということで今回は、「曲げわっぱの使い始めにするお手入れ」についてお伝えいたします。
お手入れと言っても、それほど難しいものではありませんのでご安心ください。ちゃちゃっとすませて、明日のお弁当作りに備えましょう。
曲げわっぱの使い始め。香りが強くないですか?
言うまでもなく曲げわっぱの最大の特徴は、材料が木だということ。それゆえ優しい木の香りがしますし、ご飯が美味しくなったりするのです。
しかし、わたしたちはお弁当箱から木の香りがするのには慣れていません。正直なところ、ちょっと気になりませんでしたか?
そこで、今回のお話。使い始めにこの香りを弱めてしまおうというわけです。逆に言いますと、「何言ってんだ、この香りが良いんだよ!」という方はさらっと洗って使い始めてOKということになります。
3分でわかる木の香りを弱める方法!
それでは、木の香りを抑える方法についてお伝えしましょう。メモの用意はOKですか?
70度はお鍋の底に小さい泡が出てきたなぁ~くらいが目安です。
② 曲げわっぱにお湯を注ぐ
③ 30分くらい放置
④ ①~③を数回繰り返す
個体差もあるでしょうが、大体3回くらいで大丈夫かと。
あとはぬるま湯でさっと流して、布巾で拭いて乾かせばOK。乾かす時は伏せずに、中面を上に向けることが大切です。これは使い始めだけではなく、今後のお手入れの時でも同じですので、クセづけてしましましょう。
この一手間で香りを軽減させると同時に、中の細かなホコリなども落とすことが出来ました。安心してお弁当のメニューを考えてください。
ちなみ木の香りは使っていると2週間もすればあまり気にならなくなりますので、最初のお手入れはそんなに気合を入れなくても大丈夫だと思います。
【ご注意!】
なので、最初から緑茶を注ぎ入れるのはやめておきましょう。緑色になっちゃうかもしれませんよ(-∀-`; )
アク抜きは必要なのか?
詳しく調べているうちにわかったのですが、いくつかのサイトには使い始めにお酢や米のとぎ汁をを使った「アク抜き」が必要だと書かれていました。
ただ、口コミサイトなどでは、そこまでしていないという意見の方が多かったですので、絶対にしなければならないというわけでもなさそうです。
70度のお湯を使った方法も、軽いアク抜きの類だと思いますので、これで気にならなければお湯だけでも問題ないのではないかと思います。
一応、アク抜きの方法もまとめておきますね。
お米のとぎ汁を入れて3時間くらい放置、水洗いしてから陰干しする。
【お湯とお酢を使う方法】
お湯(温度は不明)の中に少量のお酢を入れて、2~3時間放置し、水洗いしてから陰干しする。
やり方は紹介しているサイトによって多少違うのですが、ざっくりまとめると大体こんな感じでした。
ひとこと。
以上、「曲げわっぱの使い始めのお手入れ」についてお届けしました。これでもうすぐにでも使い始められますね。
個人的な意見を言わせていただくなら、多少香りが残っていた方が嬉しいような気もします。だって、この香りは使い始めしかないものですからね、香りも楽しみたいものです。
あぁ、天然木の曲げわっぱ。日本っていいなぁ~(●´艸`)