巻き寿司を作りたいんだけど巻きすがない…。これ、非常によくある話です。巻き寿司なんて年に数回しか作らないというお家も多いでしょうから、いざという時に巻きすが見当たらないというのもわかる気がします。
そんな時は、お家にあるもので巻きすを代用しちゃいましょう。いくつか代用できるものはるのですが、一番分かりやすいものは「ラップ」です。
ということで今回は、「ラップを使った巻き寿司の巻き方」についておまとめしてみました!
ラップは巻きすと違って柔らかいですので、巻き方に若干コツが必要です。だだ、慣れてしまえば巻きすなしでもどんどん巻けるようになりますので、これを機にマスターしていだければと思います(*・∀-)☆
ラップを使った巻き寿司の巻き方を解説!
すでに巻きすを使って上手に巻くことが出来るなら良いのですが、初めて巻くのがラップという場合は注意が必要です。先程もお伝えしたようにラップは柔らかいですので、適当にやってしまうと崩れてしまいます。
もしあなたが巻き寿司初心者であるなら、まずは巻きすを使った巻き方をちゃんと理解しておくことが大切です。その正しい巻き方をラップ巻きに応用すれば、初心者でも比較的簡単に巻けるはずです。
巻き方がよくわからない場合は、こちらの動画をご覧になってみてください。1:00あたりからの巻き方をよく見ておくと実際に巻く時の参考になりますよ(´・∀・)ノ゚
出典元:nishikawa11syoku
はい、それではラップを使った巻き方について見て行きましょう!基本的な巻き方は巻きすを使う時とそんなに違いはありません。
① ラップの上に海苔をおく
ラップは海苔よりも大きくカットします。海苔はザラザラの面を上にしておきましょう。
② 海苔に酢飯を広げる
ここでのポイントは、海苔全体に酢飯を広げないこと。全体に広げてしまうとキレイにまとまりません。手前:1cm・奥2cmくらいを目安に何も乗っていない部分を残しておいてください。
③ 酢飯に具材をのせる
ここが大切なのでちょっと詳しくご説明しますね。
動画では具材を酢飯の中央に配置しましたが、ラップを使う場合は中央よりも手前に配置する方が巻きやすくなります。と言うのも、ラップは柔らかいですので、具を押さえながら巻いていくというのが結構難しいのです。
ですので、この記事ではラップ巻きに不慣れな場合を想定して、具材を手前にのせてくるくる巻いていく巻き方をおすすめしております。
巻き方については次の項で説明いたしますので、とりあえず具材は手前の方にのせると覚えておいてください。ちなみに具材をのせる部分の酢飯を少しへこませておくと具材が安定しくれます。
④ ラップを持ち上げて巻く
巻きすの場合、どこを持ち上げても均一にまっすぐ持ち上がりますが(固いので)、ラップの場合はここが少し違います。端と端をつまむような感じでは真ん中あたりがたるんでしまいますので、わりと広い範囲をつかんで全体的に持ち上げるようにするのがポイントです。
上手に持ち上がったらそのまま具材を酢飯でくるっと一巻きしてしまいます。ここで少し押さえて全体を固めましょう。そして、ラップ少し剥がし、そのままくるくると巻いていけば崩さずにキレイ巻くことができます。
⑤ ラップの上から形を整える
上手に巻けたらラップの上から軽く形を整えます。力を入れすぎるとへこんじゃいますので、優しく扱ってくださいね。
⑥ そのまま10分ほど休ませる
巻き終わりの部分を下にしてしばらく休ませると、海苔が良い感じにしなっと馴染んでくれます。
⑦ 包丁を濡らしながら切る
巻き寿司を切るコツは、包丁を水で濡らしてから切ることです。そして一回切ったらキレイな濡れ布巾で酢飯の粘りを拭き取り、また包丁を濡らして切るの繰り返しでOKです。
今回はラップで巻いているのでそのまま切っても上手くいくと思います。巻きすで巻いたものをラップで包んで切る人もいるくらいですので。
ラップで巻くのが難しいと感じた場合の対処方!
何度かラップで巻いていくうちに自然とコツはつかめると思いますが、最初は難しいと感じるかも知れません。そんな時の対処法を以下にまとめておきます(´・∀・)ノ゚
● 二重にしたアルミホイルで補強
ラップの下に二重にしたアルミホイルを敷くことで強度をアップします。多少ではありますが、この方が巻きやすくなるでしょう。
● 芯になる具材を入れる
具材に固いものが入っていないなら、きゅうりのような芯になる具材を追加するのも効果的です。その場合は他の具材よりも手前に配置することでさらに巻きやすくなります。
● 具材の量を減らしてみる
具だくさんの恵方巻きのように、具材が増えるとどうしても巻きにくくなってしまいます。このレベルの巻き寿司をラップで美しく巻き上げるのはハイレベルと言わざるをえません。
イメージしていたものとは変わってしまいうかも知れませんが、具材を減らして巻いてみると上手くいきやすいと思います。
● 酢飯をしっかり冷ます
酢飯がまだ温かいうちに海苔で巻いてしまうと、海苔が湿気て破れやすくなってしまいます。ラップに海苔がひっついても困りますので、酢飯はしっかり冷ましてから使うようにしましょう。
● 巻き寿司の長さを半分にする
これはためしてガッテンで放送されていた内容なのですが、海苔を半分に切って使います。巻き寿司の長さ(幅)が半分になると、途中で曲がりにくくなりますので、結果的に巻きやすくなるというわけです。
ちなみにガッテンでは巻きすもラップを使わずに海苔でそのまま巻いていました。それをクッキングシートで包んで形を整えれば完成です。
ここまでラップを使った巻き方を紹介しておいてなんですが、実はこの巻き方が一番簡単なのかな…とか思っていたりします。すみません(´Д`。)
ひとこと。
いやぁ、さらっとまとめるつもりが結構長くなってしまいましたねぇ。こんな下の方まで読んでくれてありがとうございます。
ご覧いただいた通り、細巻きや普通の巻き寿司くらいならラップで十分間に合うと思います。断面の美しさにこだわったり、太巻きをがっつり巻きたくなってから巻きすを購入すれば良いのではないでしょうか。
子供向けの巻き寿司についても書いてみましたのでよければチェックしてみてください♪
それでは、美味しい巻き寿司をたくさん作ってくださいヽ(*´∀`)ノ