
この記事では、「洗濯機が防水パンからはみ出しているけど大丈夫?」といった疑問について、わかりやすくおまとめしてみました!
洗濯機って、設置さえできればすぐに使えるイメージがありますよね。
ですが、いざ置いてみたら「パンの上にちゃんと乗ってない…?」なんて気づいてしまって、ちょっと不安になることがあると思います。
このときに考えられるのは、たとえばこんな原因です!
つまり、洗濯機と防水パンの相性問題が影響していることが多いんです(´・∀・)ノ゚
とはいえ、はみ出していても今すぐ危険とは限らないケースもあります。
なので、「完全にNG!」と決めつける必要はありませんが、放置すると後々困ることにもなりかねないので早めに対処しておくことをおすすめします!
この記事では、洗濯機が防水パンからはみ出してしまうことで起こりうるリスクや、原因ごとの対策、そして安心して使い続けるためのポイントまでしっかりお伝えしています!
おうちの洗濯機がちょっと気になる…という方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
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洗濯機が防水パンからはみ出るのは絶対ダメ?

「少しくらいはみ出していても大丈夫かな?」と思ってしまう方も多いですが、結論から言うと、基本的には避けるべき状態です。
防水パンは洗濯機周りの水漏れリスクを最小限に抑えるために設置されていますが、洗濯機がパンからはみ出してしまうとその役割を果たせない可能性が高くなります。
ここからは、防水パンの役割や考えられるリスクについて順を追ってご紹介していきます!
そもそも防水パンの役割って?
防水パンは、万が一洗濯機から水が漏れてしまったり、接続しているホースが何かの拍子で外れてしまったりしたときに、床に水が染み込むのを防いでくれる受け皿のような存在です。
このパンがあることで、床材の腐食やカビの発生、そして下の階への水漏れといった深刻なトラブルを未然に防ぐことができるのです!
さらに、防水パンの底には排水口へとつながる穴が設けられており、万が一溜まった水があっても、それをスムーズに流し出す構造になっているのが特徴です。
この設計のおかげで、ちょっとした水漏れでも室内に被害が及びにくく、特に集合住宅のような上下階が密接している住環境では非常に重要な役割を果たします。
言い換えると、防水パンは「住宅を守る最後の砦」であり、洗濯機まわりの安心と安全を支えてくれる縁の下の力持ちなんですね(`・ω・´)ノ
洗濯機がはみ出ることで考えられるリスク
洗濯機が防水パンからはみ出してしまうと、実にさまざまなリスクが考えられます。
たとえば、洗濯中に発生する強い振動の影響で本体が少しずつズレていってしまったり、最悪の場合はバランスを崩して転倒してしまうようなケースもあります。
特にドラム式など重心の高いモデルでは、不安定な状態だと想像以上に危険です!
また、洗濯機の脚がパンの外に出ていることで、水漏れが発生した場合に防水パンが本来の役目を果たせず、水が床に直接流れてしまう恐れもあります。
その水が床材に染み込んでしまうと、フローリングの変色や腐食、カビの発生などにつながり、衛生面にも悪影響を及ぼす原因となってしまいます。
さらに深刻なのは、集合住宅などで階下への水漏れ事故につながってしまうケースです。これにより、損害賠償や保険の申請などの面倒な対応が必要になってしまうことも…。
とくに賃貸住宅では、こうした不具合による修理費用を自己負担することになったり、退去時に原状回復費用として高額な請求を受ける可能性も否定できません。
つまり、一見すると小さなズレでも、放置することで大きなトラブルに発展してしまう可能性があるのです(´Д`。)
どこまでなら許容範囲か考えてみる
では、少しのはみ出しであれば許されるのでしょうか?
一般的な基準としては、洗濯機の脚部4点すべてが防水パンの内側にしっかりと収まっている状態が理想的とされています。
この脚がパンの中に納まっていれば、洗濯中の振動や荷重によってぐらつく心配も減り、安全性が保たれやすくなります!
ただし、洗濯機の上部本体部分が少しだけパンの外に出てしまう程度であれば、今すぐ危険が生じるとは限りません。
機種によっては上部が広めに設計されていたり、カバーのようなパーツが張り出していたりすることもありますので、必ずしも「本体が大きい=危険」というわけではないのです。
とはいえ、注意すべきなのは脚部の位置です。
脚の一部がパンの外に出てしまっている状態では、洗濯機本体の重みをしっかり支えきれず安定性が大きく損なわれてしまいます。
また、排水時の勾配にも影響を与える可能性があり、水がうまく流れずにパンに残ってしまうことも十分考えられます。
こうした状態を放置してしまうと、振動でさらにズレが広がってしまったり、排水トラブルの引き金となることもあるため、たとえ「少しだけ」と思っても早めに見直しておくのが賢明です!
洗濯機が防水パンからはみ出る原因は?

ここからは、洗濯機が防水パンからはみ出る原因について考えてみましょう。
実は、洗濯機と防水パンのサイズの不一致や設置ミスなど、意外とよくある原因によって起こっているケースが多いんです。
それぞれ、ひとつずつ詳しく解説していきますね!
洗濯機のサイズが防水パンに対して大きすぎる
最近の洗濯機は、大容量で多機能なものが人気ですよね。
洗濯物の量が多いご家庭や、衣類の種類に応じた洗浄モードを使い分けたい方にはとても便利な存在です。
ただ、そのぶん本体サイズも全体的に大きくなっていて、特に奥行きや幅が昔の洗濯機とは比べものにならないほど広くなっています。
その結果、古い住宅に設置されている防水パンのサイズでは、物理的に収まりきらないことがよくあるんです。
実際、購入前に本体の横幅や奥行きをしっかり測っていなかった場合、搬入後に初めて「思ったより大きくてパンからはみ出してる…!」と気づくケースも少なくありません。
設置場所の広さや高さ、蛇口やコンセントの位置までは想定していなかったという声も多く聞かれます。
とくにドラム式洗濯機は、内部の回転構造の関係で奥行きが長めに設計されているものが多く、見た目以上にスペースを必要とします。
ドアが手前に開く構造であることも多いため、設置後の使い勝手まで含めて事前にしっかり確認することが大切です!
防水パンのサイズが古い規格で洗濯機と合っていない
築年数の古いマンションやアパートでは、30〜40cm角ほどの小さな防水パンが設置されていることがよく見られます。
これは、当時一般的だったコンパクトな縦型洗濯機に合わせて設計されていたサイズであり、その時代の家庭用家電としては十分に対応できるものでした。
しかし、現代の洗濯機は容量の大型化やドラム式の普及により、本体のサイズが大幅に拡大されています。
そのため、こうした旧式の防水パンでは収まりきらず、結果として洗濯機の一部がはみ出してしまう状況が発生してしまうのです。
さらに、昔の住宅では防水パンの規格に明確な統一がなく設置スペースも限られていたため、現在の標準サイズよりも小さいままリフォームされずに残っていることも珍しくありません。
そのため、最新型の洗濯機を導入した場合でも、防水パンの交換や設置環境の見直しを行わないと、サイズが合わず不安定な設置になってしまう可能性があります。
つまり、「洗濯機が悪い」わけではなく、むしろ「防水パンの仕様が時代の流れに取り残されている」ことが根本的な原因となっていることも多いということですね。
設置スペースの確保ミスでサイズが合っていない
また、洗濯機のサイズや防水パンの寸法に問題がなくても、「壁との距離」や「蛇口の位置」など、設置スペースそのものに余裕がないことが原因で、前後にはみ出してしまうケースも少なくありません。
特にマンションやアパートなどの集合住宅ではスペース効率を重視するあまり、洗濯機置き場がコンパクトに設計されていることもあります。
その結果、ギリギリの設置になってしまうことがあるわけですね!
たとえば、洗濯機の背面が壁に近すぎてホースが押しつぶされてしまったり、給水蛇口と洗濯機の接続部分に無理な力が加わるような配置になってしまったりと、さまざまなトラブルの元になる場合も考えられます。
時には、洗濯機のフタが壁や棚にぶつかって開きにくい、という不便を感じてしまうこともあるでしょう。
とくに賃貸住宅では、こうしたスペースの制限を入居者が自由に調整できないことも多く、設置時には事前の計測や寸法確認がより一層重要になります。
見た目には問題なさそうでも、少しのズレやバランスの崩れが長期的にはトラブルの原因となることもあるので注意が必要です!
洗濯機が防水パンからはみ出している場合の対処法を紹介!

「もうすでに設置してしまった…」という方も大丈夫です。正しい対処をすれば、安全に使い続けることは可能です。
ここからは、洗濯機が防水パンからはみ出してしまった時の対処法について補足していきます!
防振ゴムやかさ上げ台を活用する【賃貸におすすめ!】
まずは、防振ゴムやかさ上げ台を洗濯機の脚の下に敷くことで、設置面の安定性を高める方法があります(´・∀・)ノ゚
これらのアイテムは、洗濯機が防水パンからわずかにはみ出している場合でも、脚部をしっかりと補助的に支える役割を果たしてくれます。
特に洗濯中の振動によって本体がズレてしまうのを防ぐだけでなく、長期間の使用によって床にかかる負荷を分散させる効果も期待できるのが特徴です!
安定性が向上することで、洗濯機の寿命を延ばすことにもつながると言えるでしょう。
また、これらのアイテムを設置することによって、排水ホースの取り回しに余裕ができ、ホースが折れ曲がって水が流れにくくなるといったトラブルを未然に防ぐこともできます。
特に、排水口の位置が洗濯機の真下にある場合などには、かさ上げ台を使って高さを確保することで排水のスムーズさが格段に改善されます。
防振ゴムやかさ上げ台は、ホームセンターや通販サイトでも手軽に購入でき、価格帯も比較的リーズナブル。
工具が不要なタイプも多く、自宅でも簡単に設置できるのが嬉しいポイントですね。まずは気軽に取り入れやすい対策として、試してみる価値は十分にあります!
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防水パンの交換や拡張について【ほぼ持ち家に限る】
もしスペースに余裕がある場合は、防水パン自体を大きなサイズに交換したり、拡張する方法も検討できます。
特に、洗濯機本体のサイズに対して防水パンが明らかに小さいときはこの方法が有効です!
最近では「ワイドタイプ」や「据え置き型」の防水パンも登場しており、より幅広いサイズの洗濯機にも対応できるよう設計されています。
中には排水口の位置を自由に調整できるフレキシブルなタイプもあり、設置の自由度がぐんと高まっています。
また、床に直置きせずに脚付きで設置することで、排水経路を確保しやすくする工夫が施されている製品もあります。
とはいえ、これらのパンに交換するには既存の防水パンの撤去や床材の加工、排水管の移設といった専門的な工事が必要になることも多く、DIYで対応するのは難しいケースがほとんどです。
作業の難易度によっては水道設備の資格が必要となる場面もあり、作業ミスによる水漏れや排水トラブルを防ぐためにも、無理せず専門業者に依頼することが大切です(`・ω・´)ノ
なお、賃貸住宅にお住まいの方は、こうした大掛かりな改修が許可されていない場合がほとんど。
そのため、実際に工事を検討する際は、まずは大家さんや管理会社へ相談し、事前に承諾を得ることを忘れないようにしましょう!
わたしの経験上、賃貸の場合はおそらくダメと言われると思いますが…(´Д`。)
まとめ:防水パンにはみ出る洗濯機は早めに対処しよう!
洗濯機が防水パンからはみ出している状態は、見た目以上にリスクが大きい問題です。
水漏れや故障、振動による転倒など、思わぬトラブルを引き起こす可能性があるため、「まぁいっか」と放置せず、早めに対処することが大切です!
この記事でご紹介したように、ゴム台の活用やパンの交換、専門業者への相談など、対策方法はいくつかありますので、ご家庭の状況に合わせて無理のない方法を選んでみてくださいね。
とりあえず、賃貸にお住まいの方は洗濯機かさ上げ台を検討してみてくださいね!
▼ 工具なしですぐ設置できるのも嬉しい♪