今回は、灯油を廃棄する時に固めるのはアリなのかどうかについて調べてみました^^

冬に活躍したヒーターやストーブを片付けようと思った時に、本体の中やポリタンクに灯油が残っていることってありますよね。

意外と残りがちな灯油ですが、いざ処分しようと思った時にどうやって廃棄するのか知らない人も多いかと思います。

結論からお伝えすると、灯油を廃棄する時に固めるのはダメです!

灯油の捨て方は色々ありますが、一番NGな灯油の廃棄の仕方は凝固剤で固めることと言えます。

灯油も油だからといって食用油と同じように固めるのは大変危険な行為です!

一歩間違えば火事になってしまう危険性があるので、灯油を廃棄する時に固めるのは絶対にやめましょう!

本文では、なぜ灯油の廃棄で固めるのがダメなのかについて解説していきます。

また、記事後半では灯油の捨て方で少量な場合についても説明してますので、最後までチェックして下さいね(*・∀-)☆


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灯油の廃棄で固めるのはNG!超危険です!



非常に大切なことなので改めてお伝えしておきますが、灯油を廃棄する時に凝固剤で固めるのは絶対にダメです。火災になる危険性があるので絶対にやめましょう。

手間なく簡単そうに見えても、大惨事になり兼ねませんので。

それでは、なぜ灯油の廃棄で固めるのはダメなのかについてみていきましょう!

凝固剤と言えば、揚げ物をした後の油を処分する時に使うことが多いと思います。

使い方としては、温めた油に凝固剤を入れることによって油が固まり、可燃ゴミとして処分することが出来るようになります。

薬剤を入れるだけで済む上に、可燃ゴミとして処分できる手軽さもあるので、揚げ物をした後に一度は使ったことがあるかもしれませんね。

しかし、灯油を廃棄する時には、この凝固剤は絶対に使ってはいけません!

なぜなら、凝固剤を使うためには油を一度温めないといけないのですが、ここが一番危険だからなんです。

灯油に凝固剤を入れようとして温めてしまうと、引火点の低い灯油では温め始めるだけで発火してしまいます!

引火点とは、火を近づけると燃え出してしまう温度のことです。

食用油の引火点は300度以上とされているのに対し、灯油の引火点は40〜60度とかなり低めです。

凝固剤を使おうと灯油を温めてしまうと、あっという間に発火してしまい超危険なのです!

もし灯油を固めて捨てたとしても、引火点の低い灯油では何らかの原因で発火をしてしまう危険性が常に伴います。

温めるのがダメなら、常温の灯油に凝固剤を入れようと思う人もいるかもしれませんが、常温の灯油では凝固剤を入れても固まりません。凝固剤の無駄なのでやめておきましょう。

以上の理由から、灯油の廃棄で固めて捨てるのは絶対にやめましょう!

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灯油の捨て方 少量の場合を紹介!


それでは、正しい灯油の捨て方をお伝えします。

残った灯油が少量の場合は、自宅にあるものを使って処分できるので、ぜひ参考にしてみて下さい^^

新聞紙を使う方法



まずお家にある新聞紙に、残っている灯油を吸収させます。新聞紙が無ければ、古布でも代用可能です。

しっかりと吸わせたら、その上からさらに新聞紙でくるみましょう

そこまでできたら、後はポリ袋に入れて可燃ゴミとして廃棄すればOKです♪

このやり方なら簡単ですぐに廃棄できるので、少量の灯油なら一番おすすめの捨て方です!

ちなみに、住んでいる自治体によっては、少量の灯油であっても可燃ゴミで出せない所もあるので、必ず確認してから行うようにして下さいね。

灯油を使い切る



捨て方ではないのですが…。

新聞紙を準備するのが面倒な時は、灯油を使い切ってしまうのもひとつの手です^^

ヒーターやストーブに灯油切れのサインが出るまでしばらく燃焼させましょう。

梅雨時期に、ヒーターを点けて灯油を使い切れば洗濯物も乾いて一石二鳥です♪

わたしはわりとこっちの方法で処理することが多いですね(´・∀・)ノ゚

不用品回収業者を利用する


先にお伝えした二つの方法の他にも、灯油を引き取ってくれる不用品回収業者もあります。

業者によっては事前に確認が必要で、料金が発生する場合もありますが、灯油の廃棄をお任せ出来るのは安心ですね。

引っ越しなど、急いで灯油を廃棄しないといけない時などは利用するのもアリですよ^^

灯油の捨て方 大量の場合はガソリンスタンドへ!



もし、灯油が大量に残っていて自分で処理出来そうになければ、ガソリンスタンドに持っていきましょう。

残った灯油をポリタンクにまとめて、そのままガソリンスタンドに持ち込むだけでOKです^^

その時の注意点ですが、お店によっては灯油の持ち込みを受け付けていない所もあります。

また、残った灯油を無料で引き取ってくれる所が多いのですが、中には有料の場合もあります

近くのガソリンスタンドに持って行く前に、
  • 灯油の廃棄を受け付けているか
  • 有料なら費用はいくらかかるのか
  • この2点を電話で確認しておくと安心ですね!

    まとめ


    以上、灯油を廃棄する時に固めるのはアリなのかについてお届けしました^^

    意外と残りがちな灯油ですが、少量だからといって廃棄する時に固めるのだけは絶対にやめましょう。

    火事にも繋がりかねない、かなり危険な行為です!

    残っている灯油が少量の場合は、
  • 新聞紙などを使って可燃ゴミとして処分する
  • ヒーターやストーブで使い切ってしまう
  • 専門業者を利用する
  • これらの正しい方法で捨てるようにして下さいね。

    もし灯油が大量に残っている場合は、ガソリンスタンドなどの販売業者に相談してみましょう!

    残った灯油は、必ず適切な方法で廃棄するようにしてくださいね(´・∀・)ノ゚


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