甘い、やわらかい、みずみずしいと3拍子そろった「新玉ねぎ」。しかし、それゆえに傷みやすく、日持ちしないというマイナスな特徴があったりします。

” 晩御飯の副菜にと手をのばした新玉ねぎが傷んでいた ”なんてことは、ほんとうによくある話です。それにしても、新玉ねぎはどのくらいでダメになっちゃうのでしょうか。日持ちしないというイメージだけで、あまりはっきりしませんよね。

ということで今回は、「新玉ねぎの日持ちと保存方法」についてわかりやすくおまとめしてみました!

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いつも新玉ねぎをダメにしちゃう…という場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね(*・∀-)☆

新玉ねぎの日持ちはどのくらい?


新玉ねぎ 日持ち 保存
実は、新玉ねぎの日持ちは保存方法によってずいぶん変わってきます。詳しいことは次の項でお伝えするとして、ここでは単純にどれくらい日持ちするかについてを単純にまとめてみました。

  • 吊るして保存する場合 … 1週間~2週間程度

  • 新聞紙とカゴで保存する場合 … 3日~1週間程度

  • 冷凍庫で保存する場合 … 一ヶ月程度

  • 冷蔵庫で保存する場合 … 2日~3日程度(※1)

  • はい、大体ですがこんな感じです。同じ方法で保存しても、その時の保存環境によって日持ち日数には違いがでてきます。なので、上記の日数はあくまでも参考程度にお考えください。

    ※記載してはいますが、当ブログでは冷蔵庫保存については推奨しておりません。理由は次の項にて説明しております。

    新玉ねぎの保存方法について詳しく!


    それでは、新玉ねぎの保存方法について見ていきましょう。どのくらいの日数で使い切れそうかを考えた上で、適切な保存方法を選ぶのがポイントです。

    【数日以内に使い切る場合】

    新玉ねぎの数も少なく、2~3日で食べ切れそうな場合は新聞紙とカゴを使った保存方法がおすすめです。保存方法の中では一番お手軽な方法となります。
    ① 新聞紙をクシャクシャにする

    ② 新玉ねぎを新聞紙でふわっと包む

    ③ 通気性の良いカゴで保存する
    ①~③の全てが通気性を良くして湿気がこもらないようにするための工夫です。新玉ねぎは湿度が高いと場所に弱いですので、出来るだけ湿度の少ない、風通しのよい場所で保存するようにしましょう。

    【1週間くらいかかりそうな場合】

    5個~10個程度とそこそこに数がある場合は、カゴに入れるよりも吊るす保存方法が適していると思います。いくら新聞紙で包んでもカゴに積み上げてしまっては、通気性もなにもありませんので。

    で、肝心の吊るし方なんですが、葉っぱの部分がついている場合は、葉っぱ同士を結んでしまえばOK。葉っぱがついていない新玉ねぎの場合はストッキングを使えば手軽に吊るし保存が可能となります。
    ① ストッキングを太ももあたりでカットする

    ② 新玉ねぎを入れて、結び目を作る

    ③ 雨のあたらない、風通しの良い場所に吊るす
    ②では新玉ねぎをひとつ入れたら、その上に結び目を作ります。使う時に結び目がほどけないようちょっとしっかり目に結んでください。こうすることで、その上に入れた新玉ねぎが結び目で止まり、新玉ねぎ同士がくっつくのを防ぐことができます。片足分のストッキングで大体4個~5個くらい入りますよ。

    吊るし保存の場合は③が重要です。雨があたらず風通しの良い場所を選んで吊るすようにしましょう。使う時は、下から順番に使います。結び目の下をカットすればそのまま使えるので、なかなか便利です。ここでバラけないようにしっかり結ぶ必要があるんですね(´・∀・)ノ゚

    【数週間かかりそうな場合】

    親戚から大量に新玉ねぎをもらったなど、一度に大量の新玉ねぎを相手にする場合は、上ふたつの保存方法では間に合いません。こういう場合は、生で食べる分だけをのけておいて、後は冷凍保存しましょう。

    といっても、新玉ねぎをそのまま冷凍するのではありません。使いやすい状態に加工してから冷凍するのです。

    ① 新玉ねぎを好みの形状にカットする

    個人的には、使い勝手が抜群なみじん切りがおすすめです。

    ② フライパンやレンジでで加熱する

    そのまま保存するよりもフライパンやレンジで加熱しておきましょう。この方が解凍した後すぐに使えますし、水分を飛ばすことでかさを減らすことができます。

    ③ 小分けにして冷凍庫へ

    しっかり炒めたものなら製氷皿に入れてキューブにして保存するのがおすすめです。臭い移りが心配な場合はフタ付きの製氷皿を使うとよいでしょう。量がある場合は、密閉できるフリーザーバッグに直接入れて薄く伸ばし、しっかり凍った後に細かく割って使う方法もあります。
    冷凍保存する場合はのポイントは小分けにすることです。ちょっと面倒くさいかもしれませんが、使う時に非常に便利ですので、ぜひ小分けにして保存してみてくださいね!


    さて、わたしがこの記事でおすすめするのは以上の3つの方法となります。

    「あれ?冷蔵庫保存は?」と思われたかも知れませんが、リサーチした結果、冷蔵庫保存については賛否両論で、どちらが正しいか判断がつきませんでした(どちらかと言うと、冷蔵庫保存は不向きという意見が多い印象)。

    ですので、安易に冷蔵庫に入れるのではなく、使い切れそうな日数に合わせて保存方法を選ぶというやり方をご紹介した次第です(´・∀・)ノ゚

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    傷んでいる時の対処法は?


    ここまでお伝えした保存方法で保存していたとしても、保存環境によっては傷んでしまう場合もあるかと思います。この項ではそんな時の対処法についてまとめておきますね。

    【一部が柔らかくなっている場合】

    まだ傷み具合が浅く、新玉ねぎの一部のみが柔らかくなっている場合です。この程度の傷みであれば、その部分を取り除けばまだ食べることは可能です(固くて白い部分)。ただし、表面だけではなく、中心部が変色していたりする場合もありますので、中身までしっかりチェックしてから調理することが大切です。

    また、少しでも傷んでいる新玉ねぎは、生食ではなく加熱してから食べるようにしましょう。その方が無難です。

    【刺激臭&全体が柔らかい】

    近づいただけで刺激臭がしたり、全体が柔らかくなって水分が外に出てしまっているものについては、食べられませんので廃棄しましょう。まぁ、これは見ればわかりますよね(´Д`。)

    【芽が伸びてしまった場合】

    これは傷みではないのですが、時間が経つとともに芽が伸びてしまう場合もありませす。この場合は、半分にカットして緑色の部分を取り除けばOKです。ちなみに、新玉ねぎの芽や葉に毒はありませんのでご安心ください。

    まとめ。


    おつかれさまでした!これで、新玉ねぎの保存については完璧ですね。最後におさらいもかねて、要点だけを抜き出しておきましょう。
    【保存期間(日持ち)】

  • 吊るし保存は、1週間~2週間程度
  • 新聞紙&カゴ保存は、1週間程度
  • 冷凍保存なら1ヶ月程度
  • 冷蔵庫保存はおすすめしない

  • 【保存方法の選び方】

  • 使い切れる日数を考えた上で、上の3つから選ぶ。

  • 【傷んだ時・芽が伸びた時の対処法】

  • 一部だけ柔らかい場合は、取り除けば食べられる
  • 少しでも傷んだ新玉ねぎは加熱してから食べる
  • 刺激臭・全体の傷み・水分が出ている場合は廃棄!
  • 半分にカットして緑の部分を取り除いてから食べる
  • 新玉ねぎはおいしい分、扱いが難しい食材です。言い換えれば鮮度が大切ということになりますので、手に入れたらできるだけ早く食べるようにしてくださいねヽ(*´∀`)ノ


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