新しい靴をおろした日というのは、何ともウキウキ気分です。しかし、調子に乗って歩き過ぎるといきなりその痛みはやってきます。そう、靴擦れの痛みです。
実は、つい先日わたしも靴擦れになったばかりなんですが、痛みで靴擦れに気づいた時にはすでにかかとの水ぶくれが潰れていて、テンションが一気に下がったのをよく覚えています。
こんな時、どうすれば良いのか。それが問題です。
ということで今回は、「靴擦れの水ぶくれが潰れた時の処置」についてさくっとおまとめしてみました。
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実は、靴擦れには早く治す方法があります。正しい処置をマスターして、あなたのかかとを早く直してあげましょう(´・∀・)ノ゚
靴擦れの潰れた水ぶくれを早く治す方法!
ズバリ、その方法とは「モイストヒーリング」と呼ばれる治療法で、日本語に訳すと湿潤療法となります。何だか難しい処置のように感じますが、そんなことはありません。要は傷口を乾かさないようにして自然治癒力を高めようというものです。
一昔前までは、傷口は乾かしてかさぶたでフタをするみたいな感じが主流でしたが、今は逆に傷口を湿らせたまま治療する方がより早く、よりキレイに治ると言われています。
さて、そのモイストヒーリング、どうやって処置すれば良いのかと言いますと、そういう絆創膏が売られています。最近CMでも良く見かけますので、あなたもすでにご存知かも知れませんね。
さらにこの絆創膏は靴擦れ用に設計されていますので、普通の絆創膏より分厚く剥がれにくいようになっています。ここも非常に大切です。
靴擦れがなかなか治りにくいのは、まだ傷口が完治していないところに新しい刺激が加わるのが原因のひとつです。もっと言うと靴の中は温度も高く雑菌が繁殖しやすい環境ですので、雑菌が傷口に入りこんでしまう可能性もあります。
ですので靴擦れを早く治すには、
自然治癒力を高める + 刺激を与えない + 雑菌を遮断する
という3つのポイントが大切なのだとわたしは考えます(`・ω・´)ノこれらを同時に出来てしまうのが、靴擦れ用の絆創膏ということです。
結局のところ、靴擦れは予防することが大切で(身も蓋もありませんが)、なってしまった場合は、この手の絆創膏を貼っておくのが一番お手軽で確実です。普通の絆創膏に比べればお値段は貼りますが、その価値は十分にあるとわたしは思います。
普通の絆創膏で応急処置をして、数分後に剥がれてイラッとした経験のある方にはぜひ手にしていただきたい絆創膏でございます。ちなみにわたしは3歩で剥がれました。
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豆知識。水ぶくれの中身は傷を癒やす成分。
さて、すでに前項でわたしが最良と思う治し方をお伝えしてしまったので、実はもう書くことがありません。でも少しさみしいので、水ぶくれの中身についてちょっと補足しておきましょう。もし興味があればお付き合いください。
水ぶくれは潰れていなければ、ぷにぷにしていてかわいいものです。で、その中身の水なんですが、もちろんただの水ではありません。わたし達の身体から滲み出た「滲出液」と呼ばれるもので、この水には止血効果や自然治癒力を促進させる作用があります(●´▽`)
傷口にこの滲出液が溜まっていると、その中を修復に必要な細胞達が行き来しやすくなるので、修復作業がはかどると言う寸法です。言うまでもなく、潰れていない水ぶくれの中は無菌状態ですので、雑菌に感染する心配もありません。
なので、もし水ぶくれに気がついた時点で水ぶくれが潰れていなければラッキーなのです。そっとしておいてあげられる状況なのであれば、そのまま優しく見守ってあげましょう。そのうち自然に消えていきますので。浸出液さん、ありがとう。
まとめ
靴擦れはその傷口の大きさよりもはるかに大きい痛みを与えてきます。できるなら、靴擦れなんぞにはならないにこしたことはありません。新しい靴を買った時は、気合を入れた靴ずれ予防が大切です。
⇒ 「テーピングを使った靴擦れ予防の方法」
それでも靴ずれになって、しかも水ぶくれが潰れてしまうこともあるでしょう。そんな時のために、靴ずれ用絆創膏をそっとカバンにしのばせておいてください。きっとあなたの役に立ちますから(●´Д`●)
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