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油の酸化の見分け方!色や臭いを含めた5つのチェックポイント!

最近はテレビや雑誌で「酸化した油は体に良くない」というような情報を目にしますが、酸化した油ってどんな状態なんでしょうか。何となくはわかるような気もしますが、はっきり答えるのは少々難しいように思います。

また、酸化した油が体に良くないという知識を持っていても、それを自分で見分けられなければあまり意味がありません。何となく使ってしまいそうですから。

ということで今回は、「酸化した油の見分け方」についてわかりやすくおまとめしてみました。

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この記事を読めば、

  • 酸化した油の特徴&見分け方
  • 酸化した油は体にどう悪いのか
  • についてしっかり理解出来るかと思います!

    油はわたし達にとって、かなり距離の近い存在です。揚げ物をした後の油を保存しておいて、後日使うなんてのもしばしば。しかし、この数回目の油が要注意なのです。場合によっては酸化している可能性があります。

    この記事を読んで、酸化した油をしっかり見分けましょう(´・∀・)ノ゚

    酸化した油の見分け方。ポイントはこの5つ!


    油が劣化しているかどうかは、火にかける前でもある程度判断することができます。まずは、見た目で分かる特徴から見ていくことにしましょう!

    【茶色になっていないか】

    まず見ていただきたいのが、油の色です。揚げ油として使った後の油は通常よりも速く酸化していきます。そして、金属が錆びるように油の色も茶色く変化していきます。

    オイルポットに入っていて色がよくわからないという場合は、白いお皿に少しだけ取って色を確認してみましょう。この時点で濃い茶色だった場合は、酸化の進んだ油の可能性があります。

    【ドロっとしていないか】

    ご存知の通り、新鮮な油はサラサラしています。一方、劣化した油は粘度が高く、見た目にも分かる程ドロっとしているのが特徴です。ポットや容器を傾けてみて、実際に粘度を確かめてから使うようにしましょう。

    とりあえずはこの2点をチェックしてみてください。ここに問題がなければ、次のチェックポイントに移ります。ここからは加熱した油の状態を見ますので、一番下の「泡判断」以外は、いきなり食材を入れないようにしましょう。

    【変な臭いはしなしいか】

    劣化した油は加熱するとあきらかに不快な臭いを放ちます。人によって感じ方は違うかも知れませんが、一般的には枯れ草の臭いや塗料のような臭いと例えられます。

    【早い段階で煙が出ていないか】

    新鮮な油は230度くらいにならないと煙が出ないのですが、酸化が進んだ油はこれよりも早い段階、大体180度くらいから煙が立つようになります。

    180度と言えば普通に揚げ物を揚げる温度です。衣や菜箸で適温を判断した時に、たくさん煙が出ていれば劣化のサインかも知れません(急激に温度が上がってしまった場合もありますが)。

    油の温度の測り方はこちらの記事にまとめております!

    ⇒ 「揚げ物油の温度の測り方。衣や菜箸を使った方法を解説!」

    【泡が大きく消えにくくなっていないか】

    最後は油に食材を入れた時に出る泡を見て判断します。新鮮な油の場合、細かい泡が出てすぐに消えていきます。音で言うと「シュワワ~」です。

    しかし、油が劣化している場合は粘度が高くなっていますので、泡が消えにくく、大きな泡が出るようになります。音で言うと「ブクブク…」です。

    一般的にこの泡は「カニ泡」と呼ばれていて、油がダメになってきた時のサインとして知られています。

    カニ泡の対処法についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています!

    ⇒ 「油が泡立つ原因は?カニ泡の対処法はコレ!」

    はい、この5つが油の酸化・劣化を見分ける方法となります。冒頭でもちらっとお伝えしましたが、使用後の揚げ物油の劣化スピードは思っている以上に速く危険です。使ってから時間が経ってしまったものは出来るだけ使わないようにしましょう。

    繰り返し使う回数も、2、3回までに留めておいた方が無難です。

    補足ですが、劣化した油に梅干しを入れて揚げると油が復活するというような情報を目にしますが、油の大手メーカーさんいわく、そんなことはないそうです。劣化した油は元には戻らないと覚えておきましょう!

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    酸化した油は健康にどう悪影響なのか

    それでは次に、酸化した油がどう体に悪影響を与えるのかについて見ていきましょう。詳しく書くと長くなてしまいますので、要点だけ端折ってお伝えしますね!

    酸化した油を摂取すると体内に活性酸素が増え、今度は体が酸化します。さらに、油の成分である脂肪酸は活性酸素と反応すると「過酸化脂質」というものになります。

    活性酸素も過酸化脂質も、過剰になると体にマイナスな作用を及ぼしますので、様々な病気の原因になると考えれています。

    しかし、人間の免疫機能はそれほど弱いものではありませんので、数回食べたからと言ってそれほど危険なわけではありません。しっかりフォローしてくれますのでご安心を。

    ただ、悪い油を長い期間摂取し続けるとなると話は別です。塵も積もれば何とやらと同じで、気が付かない間に体内にダメージが蓄積させれていく危険性があります

    だからこそ、日頃から酸化・劣化した油を摂らないように気をつけることが大切なんですね(`・ω・´)ノ

    まとめ

    ちょっと話がそれてしまったので、最後に見分け方を箇条書きでまとめておきますね。

    【酸化した油の見分け方】

  • 茶色く変色していませんか?
  • 何となくドロっとしていませんか?
  • 加熱した時に嫌な臭いはしませんか?
  • わりと早い段階で煙が立ちませんか?
  • 食材を入れた時の泡が大きく、消えにくくありませんか?
  • この5つのポイントさえしっかり覚えておけば、とりあえずは大丈夫かと思います。繰り返しになりますが、油は毎日のように摂取するものです。出来るだけ新鮮な油を使い、体への負担を減らしてあげましょう(*´∀`*)ゞ

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